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小音量で聴くなら十分な低域が出る1万円台の製品

逆転の発想? ボーズBTスピーカーがほぼモノラルでも良い理由

2014年12月20日 12時00分更新

文● 四本淑三、写真●篠原孝志(パシャ)

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やっぱり便利なマルチペアリング機能

 Bluetoothのペアリングの際には、日本語の女声ガイドが鳴ります。「ペアリングできます」「◯◯のiPhoneに接続されました」というように。バッテリーが無くなりそうなときにも、再生中の音楽をミュートして音声で警告します。

 Bluetooth機器とのペアリングは8台まで。同時に2台の機器を接続するマルチペアリング機能もあります。これは2台同時に鳴らすことはできませんが、どちらか先に再生を始めた方が優先して鳴るという仕組みです。スマートフォンとタブレット、あるいはPCなどと併用するのに便利です。

 この機能がないBluetoothスピーカーは、設定画面で片方の接続を切り、もう片方をつなぎ直すといった操作が必要で、複数のモバイル端末で1台のスピーカーを使おうと思うと、かなり不便な思いをします。

本体上部。スピーカー側から音量や再生/停止の操作が可能です。右から電源、Bluetoothペアリングボタン、AUX入力切替ボタン、再生/一時停止、音量下/上

低域の量感は十分、でもボーズとしては控えめ

 オーディオ製品で大事な音質ですが、低域の塊のような同社の上位機種「SoundLink Mini Bluetooth speaker」よりは控えめで、スーパーローはそれほど出ません。でもMINI JAMBOXよりは、はるかに厚みのある低域を聴かせます。

 最近のボーズ製品全般に言えることですが、一時期のようなシアターサウンド的にド派手なドンシャリチューニングから、ほどよく聴き疲れのしない音に変化してきているように感じます。ハイエンドはもう少し欲しい気はしますが、スピーカーに正対しない使い方を考えれば、これは大した問題では無いと言えます。

 ただ、大音量は期待できません。パワーは未公表なので感覚値で言えば、再生している音楽に合わせてアコースティックギターでコードを弾くと「もっと音量をくれ」と言いたくなる程度です。でも、卓上のポータブルスピーカーとして、普通に音楽を聴くには十分でしょう。

 逆に小音量時には、ボーズお得意のDSP処理で適当に音質が補正されるのはいいところ。夜間のベッドサイドで小音量で聴くといったシチュエーションでは、若干残留ノイズが気になりますが、これはほかのBluetoothスピーカーでも同じなので諦めてください。

 なお、2015年1月25日までボーズ・オンラインストア、あるいはボーズ直営店でSoundLink Color Bluetooth speakerを購入すると、2700円のキャリングケース「SoundLink Color carry case」がもらえるらしいので、狙っている方はお早めに。

■Amazon.co.jpで購入


著者紹介――四本 淑三(よつもと としみ)

 1963年生れ。フリーライター。武蔵野美術大学デザイン情報学科特別講師。新しい音楽は新しい技術が連れてくるという信条のもと、テクノロジーと音楽の関係をフォロー。趣味は自転車とウクレレとエスプレッソ

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