AWS、Azureなどに続き、顧客にダイレクトアクセスを提供するサービス
エクイニクス、「Cloud Exchange」でIBM SoftLayerに対応
2014年12月22日 06時00分更新
米エクイニクスは12月17日、IBMとの提携拡大を発表した。異なるクラウド/ネットワーク間の相互接続サービスである「Equinix Cloud Exchange」において、新たに「IBM SoftLayer」クラウドに対応した。

「Equinix Cloud Exchangeサービス」の概要
Equinix Cloud Exchangeは、世界のさまざまなクラウドとネットワークに対してダイレクトアクセスを提供する相互接続サービス(関連記事)。各社のパブリッククラウドや顧客のプライベートクラウドなどに対し、シームレスかつ安全なアクセスを提供する。これまでAmazon Web Services(AWS)、Microsoft Azure、Google Cloud Platformに対応していた。
SoftLayerへのEquinix Cloud Exchangeの対応は、東京、シンガポールなど世界9市場において、SoftLayerクラウドサービスの全製品ラインで行われる。これにより、SoftLayerクラウドからプライベートクラウド、プライベートクラウドからSoftLayerクラウドといったワークロードの移動が柔軟にできるようになり、顧客のハイブリッドクラウド戦略の実現を支援するとしている。
なおEquinixでは、Cloud Exchangeの機能強化も発表した。ほぼリアルタイムに、クラウドサービスからセキュアなプライベート接続を確立できる新たなAPI機能を追加し、クラウド事業者に対し提供するとしている。
