T教授の「戦略的衝動買い」 第312回

IPS液晶搭載で3万円台の「HP Chromebook 11」を衝動買い！

やっぱりACアダプターは軽い方がいい！

Acer Chromebook C720用ACアダプター（左）とHP Chromebook 11用microUSB・ACアダプター（右）の差は極めて大きい

　さて、筆者がもっともこだわった形になったAC充電アダプターだが、Chromebook C720に標準付属のモノは、ACアダプターのサイズが大きいこと以外に、コンセントまでの付属ケーブルが異常に太くて固い信じられないものだった。

Acer Chromebook C720はACアダプターを含めると1.5Kgを超えてしまう……

　筆者はすでに3PのL字型プラグに交換して使っているが、ACアダプターと付属ケーブルだけで300g以上あるというコンシューマー商品の付属品だとは思えないものだ。

許せる範囲の重さのHP Chromebook 11とmicroUSB・ACアダプター

　一方、Chromebook 11に標準添付のmicroUSB接続のACアダプターは、約100gと軽量で、本体と合わせても1139gだった。宿泊出張などでACアダプターも一緒に持って行くなら、総モバイル重量ではなんと360g以上の差になり、8型クラスのタブレット1台分に相当する。

Chromebook 11はパナソニックのUSBモバイル充電池でもかろうじて充電できた

充電時間はかかってもこのくらいの大容量充電池なら100％充電も可能だ

2.0A程度のスマホ用USB・ACアダプターでAC充電もできた

　実際にコンパクトなUSBモバイル充電池でChromebook 11に充電できるかどうかやってみたところ、Chrome OSからは“低電力の充電器”という風に認識され、無視されることはなく、実際の結果としても時間はかかっても充電できることを確認した。

筆者の最軽量Chromebook宿泊出張キットはこれ……

最軽量Chromebook宿泊出張キットで充電してみた。低電源の充電器だって……当然だ。充電量はこの時点で81％

最軽量Chromebook宿泊出張キットでもうしばらく充電してみた。充電量はこの時点で82％に増えている……朝を待たずして100％充電できた

　これでモバイルPCスタイルのChromebookにも、専用のACアダプターを持って行くことなく、スマホやタブレット用に発売されているUSBモバイル充電池やUSBモバイルACアダプターを持っていけばいいことになった。

同色のWiMAX 2モバイルルーターとセットで、筆者のモバイルワークが軽快になる

　HPのChromebook 11を衝動買いしたおかげで、筆者のワークスタイルでは、ますますChromebookの出番が増えてきそうだ。

今回の衝動買い

アイテム：「HP Chromebook 11」

価格：アマゾンにて3万7800円で購入

T教授

　日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。
　T教授も関わるhttp://www.facebook.com/KOROBOCLで文具活用による「他力創発」を実験中。