ゲーミングPCブランド「HP OMEN」誕生
第一弾は15.6型ノート
日本ヒューレット・パッカードは12月17日、ゲーミング用ノートPC「HP OMEN 15-5000」を発表した。
「OMEN」は元々Voodoo PC(2006年に米ヒューレット・パッカードが買収)のブランド。英語のOmenには「兆候」という意味があり、本ブランドは「ゲーマーにとっての良い兆候」という意味を込めているという。国内でも今後「HP OMEN」というブランドでゲーミングPCを展開していく。
OMENブランド第一弾となるHP OMEN 15-5000は15.6型ディスプレー(1920×1080ドット/タッチパネル)のWindows 8.1搭載ゲーミングノートPC。主な構成はCore i7-4710HQ(2.5GHz)、GeForce GTX 860M(4GB)、8GBまたは16GBの DDR3L メモリー、M.2接続の256GB SSDなど。サイズはおよそ幅383×奥行き251×高さ19.9mmで、重量は2.15kg。
レーシングカーのようなデザインに特徴
底面吸気、背面排気。こだわりの冷却設計
マフラーの焼け色をイメージしたヒンジや、炎をイメージした排気孔の赤いLEDなど、レーシングカーからインスピレーションを得たというデザインが特徴的。サンドブラストフィニッシュとアルマイト処理を組み合わせたアルミなどを筐体に使用し、質感と耐久性を高めた。
冷却用ユニットはOMEN 15-5000用にオリジナルで開発。本体底面から吸気し背面(ヒンジ下部)から排気する機構を採用し、最薄部で15.5mmとゲーミングPCとしては薄型に仕上げている。
また専用設定ソフトウェア「HP OMEN Control」をプリインストール。激しいゲーム操作に対応するための「Windowsキーやタッチパッドの有効/無効」、「ファンの回転数アップ」といった設定のほか、キーボードバックライトのカラーカスタマイズ(約1670万色)も可能だ。
構成はメモリー容量のことなる2種類で、8GBの「OMEN 15-5005TX」が21万5784円、16GBの「OMEN 15-5006TX」が24万2784円。