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2万9800円で日本製スーツが作れる オンラインテーラー「ラファブリックス」に格安ライン追加

2014年12月12日 18時00分更新

文● 盛田 諒(Ryo Morita)/大江戸スタートアップ

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 スタイリッシュな細身の海外ブランドもいいが、自然と体にフィットする国産オーダースーツが気分だ。

 インターネットでスーツをオーダーできるオンラインテーラー「ラファブリックス」から、2万9800円の格安ラインが登場した。国内の縫製工場と契約しており、日本製のスーツが仕立てられる。

 ラインナップはネイビー・グレーの「ソリッドネイビー」「ソリッドグレー」と、ダークスーツの「スプリングウール ブラック シャドウストライプスーツ」3種類。いずれも2万9800円でパターンオーダーが可能。

 従来ラファブリックスで展開していたオーダースーツ最低価格3万4800円から、さらに5000円ほど下げた形。ラファブリックスを展開しているライフスタイルデザインでは、全国の工場をネットワーク化、工場の稼働率をもとにオペレーションを最適化することで、スーツの品質を落とすことなく価格を下げているという。

 具体的には提携工場の数を増やし、注文商品によって発注先に振り分ける仕組みを作った。工場による得意・不得意、受注のピーク時期によって発注を均している。また納期を従来より若干長めに取ったことで、工場の空きリソースを活用、価格に反映できる仕組みも設けた。

 同社では「質の良いMade in Japanのスーツを手に取りやすい価格でぜひ多くの方々に楽しんでいただきたい」としている。同社代表の森 雄一郎社長は「(アップルの)『デザイン・イン・カリフォルニア』のように『デザイン・イン・トーキョー』にこだわって、日本アパレルの構造改革をしたい」と話している


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