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よりいっそうのサイバー戦争の激化、巧妙になるマルウェア技術

McAfee、2015年の脅威予測などを発表

2014年12月10日 16時07分更新

文● 行正和義

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 McAfee脅威レポート:2014年第3四半期 -2015年の脅威予測- 

 マカフィーは12月10日、2014年第3四半期の脅威レポートならびに2015年の脅威予測を発表した。2015年はこれまで以上にサイバー戦争が進み、ItoTを用いた攻撃などが予想されるという。

 マカフィーの研究機関McAfee Labs(マカフィー ラボ)によると、第3四半期には毎分307個以上(毎秒5個以上)の新たな脅威を検出、この期間にはモバイルマルウェアのサンプル数は16%増加、マルウェア全体では前年同時期比で76%の脅威増加が見られたという。2014年にはHeartbleedやBERserkといったソフトウェア脆弱性が発見されたことにより、これらを用いて合法性を偽るマルウェアの増加も見られた。

 スマホなどモバイルデバイスに向けたマルウェアは増加の一途

 McAfee Labsが2015年の脅威として予想するところとしては、これまで以上に国家間やテロ集団によるサイバー戦争・サイバー犯罪・スパイ活動が進むという。また、現在普及が進んでいるヘルスケア用ウェアラブルデバイスなど、ItoT(モノのインターネット)が攻撃手段として用いられ、個人情報・医療情報を狙った攻撃が発生するものと予測している。

 2014年はさまざまなシステムで致命的な脆弱性が発見されたことが話題となったが、これらを利用したマルウェアも急増した 

 さらに、モバイルデバイスへの攻撃はこれまで以上に増加し、ランサムウェア(データへのアクセスをブロックして解放を条件に身代金を要求するマルウェア)がクラウドサービスに進出、サンドボックスを回避するマルウェアの出現など、さまざまな脅威増加を予想している。

 ヘルスケアデバイスのようなItoT装置が今後ターゲットとされる可能性は高い 

 マカフィーでは、2014年はHeartbleedやShellshock脆弱性のようにシステム自体に対する信頼性が揺らいだ年であるとして、信頼回復や攻撃回避する組織づくりのため、業界の結束や強固なセキュリティシステムの構築がいっそう重要になるとしている。

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