このページの本文へ

O365環境に合わせ設定を簡略化したMDMをSaaS形式で販売、モバイル化支援

キヤノンS&S、「Office 365」向けにモバイルセキュリティ提供

2014年12月10日 13時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 キヤノンシステムアンドサポート(キヤノンS&S)は12月10日、「Office 365」環境に特化したモバイルデバイス管理(MDM)SaaS「いつでもリモートオフィス モバイルセキュリティパック」の提供を開始した。スマートフォンやタブレットからOffice 365を利用したいと考える中堅中小企業のセキュリティ対策をサポートする。

「いつでもリモートオフィス モバイルセキュリティパック」では、モバイルデバイス管理(MDM SaaS)を提供することでスマートデバイスのセキュリティ対策を支援する(Office 365などのサービスは別売)

 キヤノンS&Sでは、今年4月から中小企業向けの独自Office 365パッケージである「いつでもリモートオフィス for Surface Pro 2」「同 for iPad」「らくらくリモートオフィス for Office 365」を提供している(関連記事)。今回、MDMサービスを追加提供することで、中堅中小企業における業務スタイルのモバイル化を支援する狙い。

 具体的には、ヴイエムウェアのMDM「AirWatch」をSaaS形式で提供する。同ソフトウェアの設定項目は本来300以上あるが、キヤノンS&S側でOffice 365のセキュリティ設定に必要な項目をあらかじめ選定/設定しており、顧客は11項目の設定内容を決めるだけでセキュリティポリシーを策定できる(顧客自身での設定変更も可能)。また、構築作業やマニュアルもサービスに含まれているため、専任IT担当者がいない企業でも手軽に利用できるのが特徴。

 サービスメニューと価格(税別)は、新規構築設定(ポリシー1件を設定)が18万円、AirWatch SaaSの初期費用が2万5000円、AirWatch SaaSの年間利用料が1デバイスあたり5400円。またオプションとして、追加構築/再設定(ポリシーの追加/再設定)が1件あたり9万円、スマートフォンやタブレットの端末設定代行が1デバイスあたり2500円となっている。

 多くの企業ではスマートデバイスを通じて外出先からメールを確認したいというニーズが高いが、一方でスマートデバイスの業務利用は情報漏洩や盗難/紛失のリスクも高めることになり、導入の阻害要因となっている。また、中小企業ではスマートデバイスのBYOD導入が増え、その統制も課題となっている。

 こうした課題を解決するのがMDMだが、導入や運用の手間、設定の複雑さなどから、特に専任IT担当者のいない中小企業層では導入が進んでいない。キヤノンS&Sでは、Office 365とセキュリティソリューションを併せて提案することで、月販1000シートを目指すと述べている。

カテゴリートップへ

最新記事
最新記事

アスキー・ビジネスセレクション

ASCII.jp ビジネスヘッドライン

ピックアップ