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重さ390g! オフィス付き8型Win 8.1タブ「ARROWS QH33/S」に注目!! (5/6)
2014年12月10日 10時00分更新
充実したプリインストールソフトでいろんな用途に使える
次に、ソフトウェア面を見てみよう。「ARROWS QH33/S」はOSにWindows 8.1 with Bingの32bit版を採用している。これはIEで使われる標準の検索エンジンとしてマイクロソフトの「Bing」(ビング)が設定されているエディションだ。機能としては通常版のWindows 8.1 32bit版と変わらない上に、あとからIEの検索エンジンをBing以外に変更することもできる。
「ARROWS QH33/S」のプリインストールソフトはかなり充実している。まずオフィスソフトとしては「Office Home and Business 2013」を用意。WordやExcelなどで文書の閲覧・作成が可能なほか、パワーポイントで企画書やプレゼン資料も作成できる。800×1280ドットの液晶ディスプレーは資料全体を見渡すのにはやや狭いが、フリック操作で見たい場所にすぐ移動したりピンチ操作で拡大縮小できるため、資料をストレスなく閲覧できた。あくまでも筆者の個人的な感想であるが、操作感としてはマウスを使ったフルHD環境よりも優れていると思う。
「ARROWS QH33/S」はディスプレーサイズが8型であるため、新規に資料を作成する場合は、やや注意が必要だ。文字や数値データを入力する際にWindows 8.1のソフトウェアキーボードを使うと、横位置の場合画面の半分以上が隠れてしまう。画面を縦位置にすれば編集領域がある程度広くなるものの、長時間作業を行う必要があるときは、外付けのキーボードを接続した方がいいだろう。
15.6型「LIFEBOOK WA2/S」、13.3型「LIFEBOOK WU1/S」などのノートPC、デスクトップの「ESPRIMO WD2/S」で資料を作成し、「ARROWS QH33/S」では閲覧や簡単な編集を行なう程度にして使い分けた方が、最も効率がいいはずだ。
富士通のクラウドサービス「My Cloud」に対応しているのも特徴だ。「My Cloud プレイ」でローカルやクラウドに保存した写真や動画、音楽などを一元管理したり、「My Cloud スタジオ」を使って写真を加工してSNSにアップロードするなど、「ARROWS QH33/S」をさまざまな用途で活用することができる。そのほかにも各種便利ツールが用意されているので、あとからソフトを追加購入する必要がない。
特徴的なところとしては、「広辞苑第六版」と「リーダーズ英和辞典第3版 / 新和英中辞典第5版」「学研パーソナル統合辞典(4種)」の3種類の電子辞書が収録されている点が挙げられる。ネットや文書の閲覧中にわからない単語があっても、すぐに調べられる点が便利だ。とりわけビジネス用文書の文言のチェックをしたいときに役立つはずだ。