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重さ390g! オフィス付き8型Win 8.1タブ「ARROWS QH33/S」に注目!! (2/6)
2014年12月10日 10時00分更新
コンパクト&幅約126mmと片手で持ちやすい!
“スキマ時間”にピッタリの本体デザイン
まずは「ARROWS QH33/S」の外観から見ていこう。接地面積は約幅126×奥行215mmで、B6判(幅128×奥行き182mm)よりも縦に3cmほど長い。一般的な少年・少女マンガのコミックがB6判であることを考えれば、サイズ感を把握しやすいはずだ。幅がコミックスよりも2mm小さいだけあって、片手でもしっかりホールドできる。
重量も約390gしかないため片手で持っても疲れにくいため、電車待ち・電車に乗っている間など、ちょっとした“スキマ時間”にビジネス用の資料をチェックしたり、電子書籍を読んだりといった用途でも便利なはずだ。
ARROWS QH33/Sの本体カラーはブラックのみだ。ボディーの素材は樹脂製だが、背面に格子状の3Dテクチャーが施されているため、格安タブレットで見られるような安っぽさはない。さらにこのテクチャーは、手にしたときのグリップ力を高める効果もある。実際に持ってみると手から滑り落ちる感覚はなく、また全体的にバランスが均一なオムニデザインを採用していることもあって違和感なくホールドできる。小さな端末を何度も落とした経験のある筆者にとってはありがたい配慮だ。
液晶ディスプレーの解像度は800×1280ドットで、8型サイズのWindows 8.1タブレットとしてはスタンダードなスペックだ。デスクトップのアイコンや文字は比較的見やすく、ソフトのボタン類などインターフェースも問題なく使える。ネット閲覧についてはPC向けページでは表示が小さくなってしまうこともあったが、タブレット向けページであればストレスなく読めた。
液晶パネルの駆動方式は公表されていないが、富士通独自のワイドアングルビュー液晶が採用されていることもあって、視野角は広めだ。実際にナナメから覗きこんでみても、色合いやコントラストが大きく低下することはなかった。タッチ操作の反応も良好で、操作しやすい。どうしても小さなボタンやリンク文字を誤って操作してしまうという方なら、ペン先が細めの静電式ペンを使うのもいいだろう。
インターフェースについては、microUSB 2.0端子、microHDMI端子、microSD/SD/SDXC対応カードスロットが用意されている。8型Windows 8.1タブレットには映像出力端子を搭載していないものも多いが、「ARROWS QH33/S」なら動画や写真、Webページなど最大1920×1200ドットの解像度で出力できるというわけだ。
通信機能はIEEE802.11b/g/nの無線LANとBluetooth 4.0に対応。センサーの構成は加速度センサーと地磁気センサー、照度センサー、ジャイロセンサーの4種類となっている。Webカメラはリアが有効画素数約500万画素、フロントが約126万画素だ。
ARROWS QH33/Sの外観デザインは、比較的スタンダードな作りで目立ちすぎないため、ビジネス用途でも使いやすいだろう。片手でも持ちやすいサイズや背面の3Dテクスチャーなど、国内メーカーならではの細かいな配慮の行き届いており、好感の持てるデザインだと感じる。