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α7IIからSTYLUS 1sまで、冬の最新デジカメで撮りまくる!! 第2回

「RICOH THETA」にソニー「QX1」、次世代を感じさせるデジカメたち!

2014年12月09日 12時00分更新

文● 周防克弥

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カメラと液晶が分離! アングル自由自在!!
カシオ「Exilim EX-FR10」

折りたたんだ状態。二つ折りにすれば普通のデジカメ的に使うこともできる

折りたたんだ状態。二つ折りにすれば普通のデジカメ的に使うこともできる

 カメラとモニターが分離するセパレート型のデジカメがカシオ計算機の「EX-FR10」だ。9月に発売されたばかりで、実売価格は4万円弱となっている。

 見た目のイメージ通りタフネスで、落下強度2mの耐衝撃性のうえ、防塵防水性能を持っており同社の腕時計「G-SHOCK」のイメージと重なる。

左から液晶ユニット、ヒンジユニット、カメラユニット。カメラユニットは直径60.9mm、奥行き28.8mm、メディア込みで約63g。液晶ユニットは幅49.7×奥行き18.9×高さ84.2mm、重量は約80g

左からモニターユニット、ヒンジユニット、カメラユニット。カメラユニットは直径60.9mm、奥行き28.8mm、メディア込みで約63g。モニターユニットは幅49.7×奥行き18.9×高さ84.2mm、重量は約80g

伸びきった状態では幅60.9×奥行き34.2×高さ約153.1mm。カメラ、液晶、ヒンジすべての合計重量は約175g

伸びきった状態では幅60.9×奥行き34.2×高さ約153.1mm。カメラ、モニター、ヒンジすべての合計重量は約175g

カメラユニットとヒンジユニットを装着した状態。液晶ユニットに挿し込むパーツが足代わりになるので自立し、角度調整も若干行なえる。ヒンジとカメラの取り付けは90度角度を変えることが可能で、画面の縦横を変更できる

カメラユニットとヒンジユニットを装着した状態。モニターユニットに挿し込むパーツが足代わりになるので自立し、角度調整も若干行なえる。ヒンジとカメラの取り付けは90度角度を変えることが可能で、画面の縦横を変更できる

側面には充電用のUSB端子がカメラ側と液晶側それぞれに用意されている。カメラを切り離すためのリリースボタンもある

側面には充電用のmicroUSB端子がカメラ側とモニター側それぞれに用意されている。カメラを切り離すためのリリースボタンもある

カメラ側にメディアスロット(microSDカード)がある。モニター側には電源ボタン、シャッターボタン、録画ボタンを搭載

カメラ側にメディアスロット(microSDカード)がある。モニター側には電源ボタン、シャッターボタン、録画ボタンを搭載

カメラユニットにも電源スイッチやシャッターボタンが備わっている

カメラユニットにも電源スイッチやシャッターボタンが備わっている

スマホと無線LANで接続すると記録されている画像を閲覧したりリモートで撮影が可能だ。機能としてはモニターユニットを装着した状態と同等。大きい画面で操作できる分、楽ではある

 カメラユニットと液晶ユニットはBluetoothで接続され、カメラユニットはWi-Fiも搭載。スマホやタブレットと接続してリモート撮影や画像の転送が行なえる。

 内蔵メモリーもあるが、記録メディアはカメラユニット側に装着し、液晶ユニットなしでも撮影は可能。カメラユニットだけを使って自由なアングルで撮影を楽しむことができるのが最大の特徴だ。

 ベルトに取り付けるクリップや三脚アダプター、ベルトなどが別売りで用意されており、自転車への取付や、手首、帽子などに取り付けてインターバル撮影や動画機能で行動をそのまま記録したりできる。いわゆるアクションカム的な遊び方が可能だ。

 撮像素子は1/2.3型の裏面照射型CMOSセンサーで画素数は約1400万画素。35mm判換算で約21mmに相当する単焦点のワイドレンズを採用している。最短撮影距離は約10cm、4倍のデジタルズームも使用可能だ。

 撮影モードはシーン認識機能を持ったプレミアムオートのみだが、顔認識で動作する「メイクアップモード」やエフェクトを加えることができる「アートショット」を4つ用意している。

 フルHDの動画記録が可能なほか、静止画だけでなく動画でもインターバルタイマーが利用できる。インターバルタイマー中でも静止画や動画の撮影ができるので不意のシャッターチャンスでも安心だ。

(次ページに続く、「Exilim EX-FR10の画質をチェック!」)

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