AMDは9日、APUおよびGPUの新ドライバー「Catalyst Omega」を公開した。20以上の新機能追加、性能の向上、品質改善を施した大規模アップデートとなる。

AMDが新ドライバー「Catalyst Omega」を公開
20以上の新機能追加
ドライバーのアップデートというと、通常はバージョンの数字が上がっていくだけだが、今回のCatalystは数字ではなくオメガという単語が付けられている。このことからも、普段とは違うアップデートだということがわかる。
今回20以上の新機能が追加されているが、その中から特徴的なものをいくつか紹介しよう。
性能の向上
Catalyst Omegaでは、パフォーマンスが格段に向上している。これは負荷を軽減してメモリー使用量を減らしたことに起因する。ドライバーの更新だけで約20%前後性能が向上するという。
品質改善
バグやフリーズなどがないよう、Catalyst Omegaでは品質管理にも気を配っている。ユーザーに「Catalystを使って一番の問題点はなにか?」をネットで質問し、寄せられた回答を元に問題点を改善している。
いくら性能が向上しても、不安定なら元も子もない。安定動作が大前提のドライバーだけに、AMDも品質管理には力を入れている。
これまでにない大規模アップデート
以上のように、CatalystはOmegaで大きく進化を遂げた。その変化はぜひユーザー自身で体験してもらいたい。
