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α7IIからSTYLUS 1sまで、冬の最新デジカメで撮りまくる!! 第1回

EOS 7D Mark IIにD750にSTYLUS 1s、大人気デジカメを徹底チェック!

2014年12月08日 12時00分更新

文● 周防克弥

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光学10.7倍ズーム全域でF2.8の明るさ
オリンパス「STYLUS 1s」

本体サイズは幅116.2×奥行56.5×高さ87mmと、ジャンル的にはコンデジだがミラーレス機並の大きさはある。しかし全域開放F値2.8で光学10倍ズームがついてる状態と考えれば十分にコンパクトだ。バッテリーとメディア込みの質量は約402g

本体サイズは幅116.2×奥行56.5×高さ87mmと、ジャンル的にはコンデジだがミラーレス機並の大きさはある。しかし全域開放F値2.8で光学10倍ズームがついてる状態と考えれば十分にコンパクトだ。バッテリーとメディア込みの質量は約402g

 最近のコンデジは高倍率ズームを採用する機種が人気。広角から望遠まで、ミラーレス一眼や一眼レフだと多くの交換レンズが必要。かさばるような構成になってしまうが、コンデジなら小さいボディー1つで済んでしまう手軽さが人気の理由だ。

 11月に発売されたばかりの「STYLUS 1s」はコンパクトなボディに一体式のレンズを備え、手軽さと携帯性の高さから人気がある本格派コンデジ。実売価格は6万8000円前後と、コンデジとしてはちょっとお高い感じだが、中身を考えれば納得のいく。

背面モニターは3型、約104万画素でタッチパネル式。タッチ操作でのピント位置指定やタッチシャッターも備わっている

背面モニターは3型、約104万画素でタッチパネル式。タッチ操作でのピント位置指定やタッチシャッターも備わっている

上面。シャッターボタンの左側にはさまざまな設定変更が行なえるコントロールダイヤルが備わっている。レンズ基部のダイヤルと併せてマニュアル的な操作がしやすい。写真は電源オフの状態

上面。シャッターボタンの左側にはさまざまな設定変更が行なえるコントロールダイヤルが備わっている。レンズ基部のダイヤルと併せてマニュアル的な操作がしやすい。写真は電源オフの状態

左は望遠側、右は広角側にした状態

 スタイル的には一眼レフを二回りくらい小さくした感じで、小さいボディーにEVFを内蔵している。見た目は同社の人気のミラーレス機「OM-D」に似たイメージだ。

 撮像素子は1/1.7型のCMOSセンサーで画素数は約1200万画素。レンズは35mm版換算で約28-300mmに相当する光学10.7倍ズームを採用している。

 しかもズーム全域で開放F値がF2.8と明るいのが特徴。最短撮影距離は広角側でレンズ前約5cm、望遠側では約80cmになる。高倍率ズーム採用のコンデジはマクロに弱い傾向があるが、一般的な使用なら十分に近づける。

 同社のミラーレス機で人気のアートフィルターも11種、さらに効果を加えるアートエフェクトも5種類用意されている。もちろんブラケット機能を利用した「アートフィルターブラケット」も利用可能だ。

グリップ側にはバッテリーとメディアが収まる

グリップ側にはバッテリーとメディアが収まる

背面モニターは上に80度、下に約50度可動する

背面モニターは上に80度、下に約50度可動する

付属するレンズキャップはレンズの繰り出しに併せて自動的に開閉する

レンズの付け根には機能を割り当て可能なファンクションボタンが備わっている

レンズの付け根には機能を割り当て可能なファンクションボタンが備わっている

(次ページに続く、「STYLUS 1sの画質をチェック!」)

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