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「LIFEBOOK WA1/S」と「LIFEBOOK WU1/S」を徹底比較! 第1回

おすすめカスタマイズも紹介!

10万円未満で買える、人気の最新ノートPCの選び方 (2/3)

2014年12月06日 10時00分更新

文● 高橋量

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 「LIFEBOOK WA1/S」「LIFEBOOK WU1/S」の違いは、スペック面にも現われている。処理性能やストレージの容量を重視する「LIFEBOOK WA1/S」に対し、モバイル向けの「LIFEBOOK WU1/S」はバッテリー性能と携帯性を重視した構成だ。

購入時に選択できる基本パーツ
LIFEBOOK WA1/SLIFEBOOK WU1/S
CPUCeleron 2950M(2.00GHz)、Core i3-4000M(2.40GHz)、Core i5-4210M(2.60GHz)、Core i7-4712MQ(2.30GHz)Celeron 2957M(1.40GHz)、Core i3-4005U(1.70GHz)
メモリー4/8GB4/8GB
ストレージ500GB/1TB HDD500GB HDD/500GB ハイブリッドHDD/256GB SSD
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ/BDXL対応Blu-rayディスクドライブなし(外付けドライブを追加可能)

 CPUは「LIFEBOOK WA1/S」のほうが高性能で、カスタマイズメニューのバリエーションも多い。それに対し「LIFEBOOK WU1/S」では、省電力性能に優れた2種類のCPUを用意している。ネットやメール、文書作成程度の作業ならそれほど大きな違いはない。だが写真や動画の編集など、負荷の高い作業を行なうなら、パワーのある「LIFEBOOK WA1/S」を選んだほうがいい。

 メモリーは両機種とも同じ。複数のソフトを同時に起動したり、解像度の高い写真や動画を楽しむなら、8GBのメモリーを選んでおいたほうがいい。

 「LIFEBOOK WA1/S」のストレージは、500GBのHDDに加えて1TB HDDが用意されている。これは、写真や動画など容量の大きいファイルを大量に扱う人向けのメニューだ。「LIFEBOOK WU1/S」では同じく500GBのHDDのほかに、アクセス速度が高速な500GBのハイブリッドHDDと、256GB SSDが用意されている。外出先でデータやソフトを素早く開くなど軽快なレスポンスを求めるなら、高速ストレージを選択できる「LIFEBOOK WU1/S」を選ぶといい。SSDは衝撃や振動に強く破損しにくいため、モバイル用途に向いている。

 光学式ドライブは「LIFEBOOK WA1/S」では標準搭載となっているが、「LIFEBOOK WU1/S」は搭載していない。ノートPCで単体の使い勝手では「LIFEBOOK WA1/S」に軍配が上がるが、「LIFEBOOK WU1/S」に外付け光学式ドライブを接続すれば解決する。

「LIFEBOOK WA1/S」は、DVDスーパーマルチドライブかBDXL対応Blu-rayディスクドライブを搭載できる

デスクノートはインターフェースが充実
モバイルノートは必要最低限の構成

 「LIFEBOOK WU1/S」は、USB 3.0端子×2とUSB 2.0端子、HDMI端子、メモリーカードスロットを搭載する。13.3型のモバイルノートとしては標準的なインターフェースだ。

「LIFEBOOK WU1/S」の左側面。ヘッドホン端子、USB 2.0端子、SD/SDHC/SDXC対応メモリーカードスロット、電源コネクターがある

右側面にはHDMI端子とUSB 3.0端子を配置

 一方「LIFEBOOK WA1/S」は、USB 3.0端子×3、USB 2.0端子×1、アナログRGB端子、HDMI端子、有線LAN端子、メモリーカードスロットと、インターフェースを豊富に備える。デスクでの利用はプリンターや外付けHDDなどの周辺機器を使う機会が多いため、USB端子を多めに用意しているのだ。アナログRGB端子は、HDMI端子のない古めのプロジェクターの利用などに適している。

「LIFEBOOK WA1/S」の左側面にはオーディオ端子類とUSB 2.0端子、光学式ドライブがある

右側面は有線LAN端子、アナログRGB端子、HDMI端子、USB 3.0端子×3

 USBハブなどのアクセサリーを使えば、「LIFEBOOK WU1/S」のインターフェースを「LIFEBOOK WA1/S」と同レベルに引き上げることも可能だ。だが、周辺機器や有線LANを利用する機会が多いなら、1台ですべてに対応する「LIFEBOOK WA1/S」を選ぶべきだろう。

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(次ページ、「10万円未満!おすすめの構成例はコレだ」に続く)

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