SSD搭載でアクセス速度は高速!
今回試用したのは、IGZO液晶とCore i7-4510U(2.00GHz)、そして512GB SSDを搭載した最上位モデルのLB-J300X-SSDだ。メモリーについても8GBと十分な容量を搭載している。
マシンの性能を調べるためにまずはCPUの性能を計測する「CINEBENCH」を試してみたところ、「CPU」で「3.04pts」、「CPU(シングルコア)」で「1.37pts」と十分高めの結果となった。
ストレージについては、Crucial(クルーシャル)の「Crucial MX100」が採用されている。「CrystalDiskMakr」によるストレージのアクセス速度計測結果は以下のとおり。シーケンシャルリードでは508.2MB/秒とかなり高速だ。ランダムアクセスについても、HDD(0.3~1.2あたり)とは比較にならないほど速い。容量の大きい写真や動画をサクサク操作できるのはもちろん、出力時の書き込み時間も大幅に短縮されるだろう。
マシンの総合的な性能を計測する「PCMark 8バージョン2」では、日常的な作業の処理能力を計測する「Home conventional 3.0」で「2508」、ちょっとしたゲームやクリエイティブな作業の性能を計測する「Creative conventional 3.0」で「2462」という結果となった。スコアとしてはそこそこの結果ではあるが、おそらくCPU内蔵のグラフィックス性能の影響が出ているのだろう。高機能な動画編集ソフトでは外付けGPUの機能を使うものもあるが、一般的な利用なら特に問題はない。
LB-J300X-SSDのスペックは、写真加工や動画編集には十分な内容だ。より快適に使いたいなら、購入時のオプションからメモリー容量を16GBに変更するといい。
検証の際にちょっと気になったのは、メモリーカードスロットにSDカードが全部収まりきらない点だ。デジカメやビデオカメラからデータを転送するだけなら問題はないが、カードを挿しっぱなしにして持ち歩くのは控えたほうがいいだろう。
(次ページ「高いスペックと広い作業領域で作業が楽チン」へ続く)
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