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15.6型ノート「15S7050-i5-NEB」レビュー

オールアルミが美しい高性能ノートならユニットコム

2014年12月10日 11時00分更新

文● 高橋量

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人気ゲームをフルHDで楽しめる高いパワー

 次に、「15S7050-i5-NEB」のベンチマーク結果をご覧いただこう。まずWindowsの快適さを計測する「Windowsシステム評価ツール(WinSAT.exe)」を試してみたところ、以下の表のような結果となった。「グラフィックス」と「ゲーム用グラフィックス」のふたつのスコアが低いが、これはCPU内蔵のインテルHDグラフィックスが使われているため。Windows 8.1の体感速度には影響がないため、気にする必要はない。CPUのスコアが「8」と飛び抜けて高いが、残りのスコアは平均的。メモリー容量が4GBでストレージがHDDであることを考えれば、妥当な結果だ。日常的な作業であれば、特にストレスを感じる場面はないだろう。

試用機の「Windowsシステム評価ツール」の結果(Windowsエクスペリエンスインデックス)
CpuScore(プロセッサー)8
MemoryScore(メモリー)5.9
GraphicsScore(グラフィックス)4.9
GamingScore(ゲーム用グラフィックス)5.2
DiskScore(プライマリハードディスク)5.9

試用機の「Windowsシステム評価ツール」の結果

 「CrystalDiskMark」でストレージのアクセス速度を計測したところ、シーケンシャルリードで「100.8MB/秒」という結果だった。500GBのHDDとしては、標準的なスコアと言える。CPUの計算能力を計測する「CINEBENCH」では、CPUをCore i7-4712MQ(2.30GHz)に差し替えているだけあって高いスコアが出ている。

「CrystalDiskMark」によるストレージのアクセス速度計測結果

「CINEBENCH R11.5」ベンチマーク結果

「CINEBENCH R15」ベンチマーク結果

 日常的な作業の性能を計測する「PCMark 8バージョン2」の「Home conventional 3.0」では「2737」と高めの結果となった。ゲームやクリエイティブ系ソフトの快適さを計測する「Creative conventional 3.0」のスコアについても、「2679」と高めだ。総合的な処理能力を計測する「PCMark 7」では「2989」という結果だった。

「PCMark 8バージョン2」の「Home conventional 3.0」ベンチマーク結果

「PCMark 8バージョン2」の「Creative conventional 3.0」ベンチマーク結果

「PCMark 7」ベンチマーク結果

 3D性能を計測する「3DMark」では、もっとも負荷の高い「Fire Strike」で「1448」という結果に。それほど高いスコアではないが、外付けGPUとして搭載しているGeForce 840M(2GB)はややパワーの低いエントリー向けであるため、妥当なところである。とは言え、CPU内蔵のインテルHDグラフィックスと比べると格段に性能は高い。

「3DMark」ベンチマーク結果

 「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver.1.00」では、解像度1920×1080ドットの標準画質で「6685」の「快適」という結果に。「ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編」でも同じ条件で「4581」の「快適」という結果が出ている。

「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver.1.00」ベンチマーク結果

「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver.1.00」ベンチマーク結果
設定スコア
1920×1080ドット、標準画質6685(快適)
1920×1080ドット、最高画質4412(普通)

「ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編」ベンチマーク結果

「ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編」ベンチマーク結果
設定スコア
1920×1080ドット、標準画質4581(快適)
1920×1080ドット、高画質2449(普通)
1920×1080ドット、最高画質1903(設定変更を推奨)

 これらの結果から、国内で人気のオンライン3Dゲームであれば、フルHDで快適に遊べるだろう。ただし画質を高めに設定するとスコアが下がってしまうため、画質を調整するなら解像度を低く設定したほうがよさそうだ。


 

(次ページ、「バッテリー駆動はカタログ超えの4時間36分」に続く)

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