BTOメーカーのサイコムによるアキバイベント「Sycom Real Collection」がアキバナビスペースで開催中だ。同社自慢のBTOマシンが勢揃いしたほか、静かさを体験できる「特設防音ブース」も設置されている。
自作PCテイスト溢れるBTOマシンを手掛けるサイコムが初のアキバイベントを実施した。会場内には、ゲームPCの「G-Master series」、静音PCの「Silent-Master Pro series」、水冷PCの「Aqua Master series」、プロ向けワークステーションの「Lepton series」などが展示。
いずれも自作ユーザーにとってはなじみのあるPCパーツを使って組み上げられており、BTOながら自作PCのようなマシンに来場者は興味を惹かれていた様子だった。
会場奥には、広さ2畳半の「特設防音ブース」を設置。担当者によると「本来は楽器の練習用などに使われるヤマハ製防音室」とのことで、内部には「Silent-Master Pro series」と水冷仕様の「G-Master Hydro series」の本体を並べ“聴き比べ”ができるようになっていた。
実際に試してみると、静音にこだわった作りが人気の「Silent-Master Pro Z97」からは、ほとんど動作音を聴きとることはできなかった。自作ユーザーにとっても興味深い体験となるはずなので、時間のある人は試してみるといいだろう。
そのほか、秋葉原では初公開となるFractal Design製PCケース「Define R5」を使ったデモPCや、本格水冷仕様が施されたGeForce GTX TITANのSLIモデルなど、見ていて楽しいモデルが多数展示。会場内にはサイコムのスタッフが多数常駐しているので、プロならではの自作テクニックをその場で聞くことも可能だろう。
なおイベントは30日(日)も実施(12時~17時)。豪華賞品のあたる抽選大会もあるので、アキバに行くなら要チェックのイベントだ。
