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50Hzでモーターを回して発電機で60Hzの電気を作るのはやはり効率的にいまひとつ

JR東海、東海道新幹線のための周波数変換装置を更新

2014年11月28日 19時18分更新

文● 行正和義

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 回転形周波数変換装置と静止形周波数変換装置

 東海旅客鉄道(JR東海)は11月27日、新幹線走行用の給電設備のうち、富士川よりも東にある施設の周波数変換装置を従来の回転形から静止形に順次更新すると発表した。

 富士川以東の地区では交流50Hzが利用されているが、東海道新幹線は富士川以西地区と同様に交流60Hzで動作する。このため、大井、綱島、西相模、沼津の給電設備では周波数変換装置が用いられている。

周波数変換装置の取り替えについて 

 これまで、モーターで発電機を回すという機械的な回転式方式で50Hzを60Hzにしていたが、パワーエレクトロニクス技術を用いることで機械的動作部分のない静止形周波数変換装置に更新する。全9基(うち回転形6基)の周波数変換装置のうち、綱島および西相模で稼働している回転形2基を静止形に置き換える。

 静止形に置き換えることによりメンテナンスの手間が大幅に低減されるほか、機械的なロスが減少することで新幹線の消費電力が約2%少なくなるという。機器の更新は順次行われ、2013年2021年までかかる予定。また、従来の回転形周波数変換装置はそのまま残され、大電流が必要なシーンで用いられるという。

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