エクストリーム系ならMaker Faire Tokyo
一般来場者向けにエンターテインメント性を高めた楽器フェアですが、その反面、パシフィコ横浜時代までは出展していたガレージメーカーが一掃され、秋葉原の路地裏を歩くような楽しみはなくなったのは残念でした。
そこを補ってくれたのが、23日、24日に開催されたMaker Faire Tokyo 2014でした。MFT自身も規模の拡大にともない、出展者の足切りが進んだようですが、そのおかげで一般来場者が楽器フェアからそのまま足を運んでも違和感なく楽しめるイベントになっていたのは、良かったのかもしれません。音関係でも、「おっこれは」と思う展示がいくつかありましたので、ご紹介させていただきます。
好きなように作れるMIDIコントローラー
WOSKの「Custom Layout MIDI Controller CC-1」はすぐさま製品化して欲しいMIDIコントローラーです。モジュール化されたフェーダーやエンコーダーを自由に並べて、自分の好きなコントローラーが作れるというもの。モジュールが赤く光るのもカッコいいです。
チップを並べて再生するリズムマシン「がじぇりずむ」
遊舎工房×鈴木デザイン工房が展示したのは、テーブルの上にチップを並べてパターンを再生するリズムマシン。Reactable風のインターフェースですが、カラーセンサーでチップの色を読んでいるそうです。シーケンサーのデザインとしても面白いです。
(次ページでは、「まだまだ続くMaker Faire Tokyoの展示」)