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第1回 13.3型「Luvbook J」で仕事するなら、IGZOモデルを選べ!

トリプルディスプレー環境も簡単に構築

2560×1440表示対応「LuvBook J」IGZOディスプレーモデルを検証

文●高橋量

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 次に、ふたつ目のメリットである「写真の精細さ」について。以下の画像は、ノートPCで標準的な1366×768ドットのディスプレーと、2560×1440ドット表示が可能な「LuvBook J」で同じ写真を表示したもの。それぞれを比較すると、精細さがまるで違うことがわかる。1366×768ドットでは「ジャギー」と呼ばれる階段上のギザギザが出ているのに対し、「LuvBook J」では細かな毛先までギザつくことなく細部まで精細だ。

1366×768ドットのディスプレーの写真。細かな部分がギザついている上に、全体的なドット感も目立つ

「LuvBook J」で同じ写真を表示した。細かな毛の1本1本まで精細に表示されている

 特に効果が高いのが、高解像度の写真を表示した場合だ。2560×1440ドットでは細かなディティールまではっきりと認識できるが、1366×768ドットやフルHDのディスプレーでは細部がつぶれてしまうことがある。お気に入りの写真を楽しむときや仕事で使う写真を確認するようなケースには、高い解像度のほうが有利なのだ。

 高精細なIGZOディスプレーを搭載した「LuvBook J」は、文章を読むのにも向いている。細部までシャープに表示されるので、ひとつひとつの文字が非常に読みやすいのだ。実際に電子書籍を試してみたところ、文字を読むために目を凝らすことがないため、心なしかいつもよりも疲れにくいようにも感じた。ディスプレーを長時間見続ける仕事なら、その効果を感じられるはずだ。

1366×768ドットのディスプレーでPDFを表示したときの拡大図。細かな部分がつぶれてしまうため、ルビや複雑な漢字が読みづらい

「LuvBook J」で同じPDFを表示すると、文字が細部までシャープに表示される

マルチディスプレー環境でより快適な作業環境を!

 「LuvBook J」のディスプレーは十分な解像度を持っているため、画面を狭く感じることなく快適に作業をこなせる。だが、さらに生産性を高めるならマルチディスプレー環境をおすすめしたい。外付けディスプレーに資料を表示しながら「LuvBook J」で文書を作成したり、動画やゲーム画面を表示しながら別の作業を行なうなど、より柔軟な運用が可能となる。

フルHDのディスプレーを接続して、デュアルディスプレーを構築したところ。2560×1440ドットと1920×1080ドットの大きさの違いにも注目していただきたい

 13.3型のモバイルノートでありながら豊富なインターフェースを備える「LuvBook J」なら、機器を追加することなく手軽にトリプルディスプレー環境を構築可能だ。ディスプレーを3枚も使うとそれだけで仕事が捗りそうな気がするので、ぜひ試していただきたい。

HDMI端子とアナログRGB端子を利用して、簡単にトリプルディスプレー環境を構築できる。複数のソフトを同時に扱うような使い方に最適だ

マウスコンピューター/G-Tune
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