このページの本文へ

前へ 1 2 3 次へ

最新端末を丸裸! スマートフォン定点観測 第108回

GALAXY Note Edge、Xperia Z3、ZenFone、冬スマホのスタミナチェック

2014年11月24日 12時00分更新

文● 小林 誠、ASCII.jp編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

細かな設定が充実
初心者向け簡単モードもあるZenFone 5

 以前に本連載でASUSのMeMO Padを取り上げたが、ZenFone 5には共通のUIが多い。たとえば画面右上をスワイプすると「クイック設定」が表示し、ワンタッチで設定のオン・オフが可能。左上をスワイプすれば「クイック通知」となる。また画面設定を「読書モード」にすることも可能だ。

上部からのフリックで利用できる通知機能や設定機能の画面

 ASUS独自のアプリとして「やることリスト」「WebStorage」「AudioWizard」「Splendid」が並び、とくに「Splendid」では画面の色温度や彩度の調整ができる。

 バッテリーが気になるのなら、3モードを用意した「省電力設定」をチェック。画面消灯時にネットワーク接続を切断する「超省電力モード」、ネットワーク接続が維持される「最適モード」、機能ごとに画面の明るさを変えられる「カスタマイズモード」を好みで選べる。

画面の色設定が自由に可能なほか、省電力機能も

 初心者に便利な「簡単モード」は大きなアイコンと、大きな文字のメニューが特長。ロック画面では時計が大きく表示され分かりやすい。

 ほかにもタッチの感度を上げることで手袋を付けていても操作ができる「グローブモード」、スマホの画面をPCに表示する「PC Link」アプリも便利そう。お手頃価格のスマホなのだが、設定項目は充実しているのがよくわかる。

初心者向けのUIやPCに画面出力をする機能も


Xperia Z3がスタミナで勝つ!
使い比べると差があるのは確か

 今回はXperia Z3がスタミナ面で終始リードし続け、これで2勝目。総合優勝とする。GALAXY Note Edgeより安く、ZenFoneよりもスペックは高い。人気のあるシリーズだし、購入時も選びやすいかもしれない。

 GALAXY Note Edgeはスペックの高さよりも、曲面ディスプレイやSペンといった独自の操作に魅力を感じる人向け。ハイスペック同士の機種と比較すると差が出にくいのは少々痛かった。だがSペンの使い心地が素晴らしく、イラストを描く人にはぜひ1度試していただきたい。

 一方のZenFone 5はわずかながらもスペック差を感じた。価格を考えればもちろん大健闘なのだが、相手がそれぞれのメーカーを代表するフラグシップ機なのでさすがに差が出た。ただそれでも「ストレスを感じるほどの差」ではなく、コストパフォーマンスが1番いいのは間違いない。

 次回は一転、富士通、シャープ、京セラという純粋な「日本メーカー」の機種を比較する。もちろんこれらのメーカーも世界で戦っているわけだが、日本のユーザーとともに進化してきた部分も多いはず。良い結果を期待したい。


■関連サイト

前へ 1 2 3 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン