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プロとアマが同じ土俵に立てるツール

写真加工のプロ畠山さんに聞く、Photoshopの魅力と裏技

2014年11月23日 12時00分更新

文● 西牧裕太/ASCII.jp編集部

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自分のオリジナルを出しつつ楽しめるのがiPhoneアプリ

―― 「Adobe Photoshop Sketch」や「Adobe Brush CC」といったアプリもリリースされ、iPhoneやiPadでも写真が加工できるようになったかと思います。

米Adobeが2014年10月に発表したモバイルアプリはPhotoshopはもちろん、Illustratorも含まれている

畠山 僕もアプリをダウンロードしていて、ちょっと触りました。プライベートで撮った写真を調整したりしていて、すごく面白いと思います。ただ、完全に別物という考え方ですね。

―― 別物、というのはPhotoshop CCと比べてですか?

畠山 そうですね。仕事で使うものとは別ですね。iPhoneで使えるアプリは一般の人が楽しめるツールだと思います。

―― iPhoneになるとほかの写真アプリもありますよね。手軽なものも多い。

畠山 プリセットが入っているから簡単ですよね。おそらくそういうものに飽きて「自分のオリジナルを出したい」という人が、アドビのアプリに流れるんじゃないかと思います。手軽なアプリだと「あ、このアプリだよね」とわかってしまう。そこがPhotoshopだとオリジナルを出せる。

―― 一段上ったところにいけるということですね。

畠山 そうですね。そこからPhotoshopを知って「こんなことができるんだ」と思った人がCCに移行したりとか。

―― とはいえ、まだ仕事には使わないと。

畠山 いずれiPadで仕事ができるようになるかもしれませんが、今のところは区別してますね。

(次ページでは、「今後のAdobe製品に求めること」

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