さて先週の続き。小諸に紅葉を撮りに行ったついでに街を歴史散歩していたら思いがけず猫に出会ったのであった&秋の猫は日向でほっこりしてくれててありがたや、という話である。
駅近くに残っている大手門前の紅葉を撮影し、門の写真を撮ってたら、さっき通り過ぎたはずの場所で何か小さな影が動いた気がするのでそっちを見ると、門の向こうに猫がいた。遠くて老眼で近眼な目にはわかりづらいが、あの動きは猫である。
と思ったら、右手から地元中学生が歩いてきて猫が隠れてしまった。残念。
……と思ったら、今度は左手から白黒の猫がトコトコと。
というときに撮った写真がこちら。
大手門ごしに猫。実はここの前は坂道になっていて、坂道の手前に白黒の猫が、坂道奥の段の上にうっすらと薄茶色の猫がおります。後ろの猫はわかりづらいので空位。その向こうは石垣。けっこうややこしい地形にあるのだ(2014年11月 ニコン D600)
よーく見ていただけるとわかるが、門の向こうに猫が2匹写ってるのである。掲載してる写真は縮小してるのでわかりづらいが、道路に1匹、その後ろの花壇の辺りに1匹いる。
もっと望遠のレンズを持ってくればよかったと思っても、紅葉仕様できちゃってるのでしょうがない。
さてあの猫はどうするかな、と見ていたら、トコトコとこっちへ歩いてきて門をしれっと抜けるではないか。
よし、ここは下手に動かず、じっと待つべし。アップで撮ろうと近寄ると相手はこっちを警戒して逃げてしまう可能性が高い。猫に警戒させてはいけないのだ。その辺は尾行と同じ(いや違うか)。
そっと猫の次の動きを待ってたら、こちらにトコトコと歩いてくるではないか。これはチャンスかも、とカメラを構える(2014年11月 ニコン D600)
そして目の前数メートルまで来たかと思ったら、つつっと方向転換して、門の脇にある石段をトコトントンとのぼってしまった。
まあそうだよな。ときどき、しゃがんでる人を見ると、エサをもらえるんじゃないかと遠くから寄ってくる猫がいるのだが、そんな雰囲気でもなかったしな。
でも、1612年(ちなみに徳川家康が征夷大将軍に任じられたのが1603年、大坂冬の陣が1614年なので、まだ江戸時代も初期の初期。不穏な空気がまだ流れてた頃だ)に建てられた門に猫。
野面積みの石垣に猫が似合うのだ。旅先で猫と出会ってうれしいのはこういう絵になる場所にいてくれたときですな。
しかも、キリッとしたハチワレ顔が凛々しい。
こちらの存在は無視して、脇にある石段をトコトコと上までのぼり、日差しを浴びながらキョロキョロ。どうもこの場所が好きらしい。目線をいただいた瞬間にパチリ。見事なシンメトリーなハチワレでした(2014年11月 ニコン D600)
(次ページに続く、「目を離したスキに猫が入れ替わりの術!?」)
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事
-
第972回
デジカメ
パナソニック「DC-TX3」はスマホと一眼の間をいい感じに埋めてくれる本格猫撮りコンデジだ! -
第971回
デジカメ
スマホじゃ撮れない絶妙な距離感! 「LUMIX DC-TX3」のズームで描く猫と青空の風景 -
第970回
デジカメ
ロンドン発の透けるスマホ「Nothing Phone (4a) Pro」日本上陸! 望遠カメラが猫撮影に最高だった -
第969回
デジカメ
スマホ登場前の名機たち! オリンパスのコンデジで撮った「エモすぎる猫写真」を振り返る -
第968回
デジカメ
FinePixからXシリーズへ。富士フイルムのコンデジ30年史を「懐かしの猫写真」で振り返る -
第967回
デジカメ
警戒心の強い猫も油断する!? 約53gの超小型カメラ「insta360 GO Ultra」で撮る猫の素顔 -
第966回
デジカメ
もうデジカメはいらない? シャオミのLeitzphoneが魅せる極上の猫スナップ -
第965回
デジカメ
iPhone派も嫉妬する「猫撮り最強スマホ」Xiaomi 17 Ultraでジャンプもじゃれ合いもピタッと止まる! -
第964回
デジカメ
スマホ前夜の熱気と思い出 ソニー「サイバーショット」が切り取った平成〜令和の猫たち -
第963回
デジカメ
祝・キヤノン「PowerShot」30周年! ともに歩んだ30年、ファインダー越しの猫たち -
第962回
デジカメ
コダック「Charmera」で撮る猫写真がエモすぎる! 指先サイズで猫も警戒ゼロ - この連載の一覧へ











