そしてクレジットカードの情報も追跡する
毎度おなじみフェイスブックのプライバシーポリシーの最新版は、是迄でもっとも短く、そして明確に個人情報の扱いについての考えを表している。それは「利益を生むために絞りとれるだけ絞れ」という事だ。
ユーザーのプライバシー設定が変わることはないと、フェイスブックは木曜のブログ投稿で述べたした。しかしユーザーのロケーションや支払い情報(そういった情報を使うサービスが出てきたらだが)を扱うルールについては変更があるという。
紛らわしいかも知れないが補足すると、フェイスブックはプライバシー設定をカラーコーディングやチュートリアルで簡略化した。
フェイスブックの投稿によると、
我々はユーザーが使う機能によってどの様にロケーション情報を取得するかを説明するため、ポリシーを更新しています。数百万もの人がNearby Friendsの様なオプション機能を使っています。そこで我々はユーザーがどこにいるか、そして友人はどうしているかという事を基に、もっとも適切な情報を提供しようとしています。例えば、将来あなたが自分の居場所をシェアしたいとした場合、近所のレストランのメニューだとか、周りの友人がどうしているかを知りたいと思うことがあるかも知れません。
ここで「友人」という言葉が使われているが、これは結局の所ターゲットを絞った広告だ。もしフェイスブックがあなたの居場所を正確に知ることができれば、彼らはあなたに効果的なその町の広告を確実に知ることが出来る。
そして間も無く、フェイスブックは商品の広告だけでなく、その購入の際の支払いについても手段を提供できるようになる。
地域を限定して、ユーザーがフェイスブック内で商品を見つけ、購入することが出来る購入ボタンのテストを行っており、取引を更に便利に、セキュアに行うことが出来る新しい手段を開発中だ。
フェイスブックの新しいデータポリシーには、このSNSを通じて商品を買った時に収集される情報についての説明がある。それらに含まれるものとして…
クレジットカード、デビットカード番号及び、その他のカードの情報や、その他のアカウントや認証に関する情報、および支払い、配送、連絡先の情報
広告は更にターゲットを絞ったものになるだろう。
2011年のフェイスブックと米連邦通信委員会との調停によると、フェイスブックはプライバシーの変更の際は注意を喚起する事に同意しており、ユーザーはこれらの変更に対して7日間以内に意見を述べる事が出来る。
トップ画像提供:mwichary
Helen A.S. Popkin
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※本記事はReadWrite Japanからの転載です。転載元はこちら