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痩身・美肌効果で不当表示、東京都がネット通販2社に改善指示

2014年11月19日 02時22分更新

記事提供:通販通信

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 東京都生活文化局は18日、インターネットショッピングモール内の通信販売サイトで、痩身効果や美肌効果をうたった商品に不当な表示があったとして、(有)トータルプロデューススパイス(大阪市西区)と(株)トップギア(大阪市中央区)の2社に対し、景表法に基づく改善指示を出した。

 
 トータルプロデューススパイスのショップ名は「ダイエットand美人・5000円で送料無料!!」。「漢宝琥珀痩茶」など6商品で、優良誤認と有利誤認に該当する不当表示があった。「これさえ飲めばひたすら痩せる」などの効果を表示していたが、合理的な根拠はなかった。(株)トップギアのショップ名は「厳選商品が激安・ジュリエッタ」。「ブラシーマディー」など5商品で優良誤認と有利誤認があった。優良誤認の表示は「こんな巨大なシミまでも跡形なく消滅!!」「さらに一度消えたシミは二度と再発不能!!」など。東京都は再三注意したが、2社は消費者が誤認する表示を繰り返していた。

 東京都は2社に対し、不当表示があったことを公表すること、不当表示を防止する必要な措置を講ずることなどの改善を指示。また、インターネットモール事業者や関係事業者団体に対して、景品表示法などの関連法令の遵守、販売事業者の広告・表示の根拠となる客観的事実を徹底して確認するなどを要望した。

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