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スマホで始める「音楽アプリ部」第62回

プロも唸る実用性の高さもウリ

間違えても壊れない、実機では不可能だったシンセアプリ「iMS-20」

2014年11月16日 12時00分更新

文● 藤村亮

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ミキサーで全体の音バランスを調整

 各トラックごとのシーケンスの打ち込みが終わったら、シーケンス全体の音量バランスなどを整えましょう。「BACK」でリズム画面に戻り、COMPONENTSの「MIXER」をタップすると、ミキサー画面に移行します。

ALL MUTE/SOLO OFFスイッチでミュートの解除がまとめてできるのは演出にも使えてさりげなく便利です

 1チャンネルがモノシンセ、2~7チャンネルがリズムマシンの1~6に対応します。エフェクトの掛かりの深さやオンオフ、定位(PAN)など、アナログミキサー的なデザインを取り込んでおり、一見して状況がわかりやすいです。ここまでで作ったシーケンスデータはひとつの「PATTERN」として扱われ、最大16のPATTERNを作成可能。ひとつのPATTERNに打ち込みデータを作り上げたら、PLAYBACKのPATTERNをタップし、次のPATTERNを選んで、また別の打ち込みデータを打ち込んでいきます。

曲のデータを仕上げる際にBPMを変えれば違う雰囲気に

 iMS-20のシーケンサー機能では、それらのPATTERNを組み合わせて、ひとつの「SONG」として曲のデータに仕上げることができます。

最長256枠までパターンを繋ぎ合わせることが可能。かなり長尺な楽曲も組み上げられます

 画面の上段にはトラックの打ち込みの際に使用したステップシーケンサーと同形のスイッチが並んでおり、このひとつが一般的なシーケンサーの一小節分に当たります。ここに画面中段のPATTERN1~16を設定していく形になります。画面右端のSEQUENCER SETTINGにあるTEMPOツマミではBPM20~300までを0.1単位で連続的に変えることが可能です。徐々にスピードを上げて盛り上げていったり、反対にスローダウンさせてヘヴィーな雰囲気を作ったり、というのも簡単です。

 ちなみにエフェクターの「BPM Delay」のテンポはこのTEMPOツマミの設定と同期します。またSWINGコントロールで微妙に演奏を「ハネ」させることで、打ち込みのビートながら生演奏的な揺らぎを演出することも可能。

 画面下部には簡易的なミキサーコントロールも用意されているので、ボリュームバランスの調整だけでなくMUTEボタンとSOLOボタンの切り替えを使ってSONGの展開にアクセントを加えてみるのも面白いと思います。

(次ページでは、「アプリだからこそ間違えて接続してもOK」

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