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フィデリティグループの通信事業者は統合

英Colt、アジア展開強化に向けKVH買収へ

2014年11月13日 08時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 11月21日、イギリスのColt(Colt Group S.A.)はKVHの買収予定を発表した。買収金額は185.95億円で、フィデリティ・マネジメント・アンド・リサーチ(FMR LLC)、フィデリティ・インターナショナル・リミテッド(FIL)および共同出資者から取得する。ヨーロッパ中心だった英ColtはKVHの買収により、成長率の高いアジア市場進出の足がかりを得ることになる。

 通信サービスやデータセンターなどの“情報デリバリー・プラットフォーム”を手がけるColtは、ヨーロッパおよび大西洋を横断する4万7000kmにおよぶネットワーク網を生かして、ヨーロッパ22カ国で事業を展開している。また、ヨーロッパの主要42都市でメトロポリタン・エリア・ネットワークを運営しており、20000棟以上のビルと20カ所のキャリアニュートラルなColtのデータセンターに直接ファイバー接続している。

 1999年に米フィデリティ・グループによって東京に設立されたKVHも、情報デリバリー・プラットフォームを手がける。本社のある東京を中心に、高品質なデータセンター設備と低遅延のグローバルネットワーク、拡張性の高いIT、クラウドのマネージドサービスをアジア地域で展開。ミッションクリティカルな情報や機密性の高い情報を扱う世界中の企業やサービスプロバイダーなど2000社以上の顧客を持つ。

 買収により、フィデリティグループ傘下のプラットフォーム事業者はColtに一本化される。ColtはKVHのプラットフォームを活用することで、将来的な成長が見込まれるアジア市場に進出するプラットフォームを得ることになる。また、KVHの顧客もColtの情報デリバリー・プラットフォームを活用してヨーロッパ市場により広く進出できるという。

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