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品質安全基準の国際規格によってパワードスーツも家電への一歩を踏み出すことに

世界初、パワードスーツの「HAL」にISO認定

2014年11月12日 19時03分更新

文● 行正和義

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 左:HAL 作業支援用(腰タイプ)/右:HAL 介護支援用(腰タイプ)

 一般財団法人 日本品質保証機構は11月12日、CYBERDYNE(サイバーダイン)のパワードスーツに世界初のISO認定を行ったと発表した。

 認定されたのはサイバーダインの「HAL 作業支援用(腰タイプ)」および「HAL 介護支援用(腰タイプ)」の2製品。認定は「ISO 13482 Robots and robotic devices – Safety requirements for personal care robots」で、パーソナルケアロボット(生活支援ロボット)の安全性に関する唯一の国際規格(2014年に国際標準化機構により規格化)。

日本品質保証機構のパーソナルケアロボット認証マーク

 日本品質保証機構と同規格の国際標準化を進めるとともに、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が実施する「生活支援ロボット実用化プロジェクト」によって生活支援ロボットの認証手法を開発してきた。機構では、第三者認証機関が認証することにより、生活支援ロボットが国際規格による安全要求を満足していることを客観的に証明でき、利用者などに対する安心と信頼性を高めることができるとしている。

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