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3K液晶Quadro 搭載で3D CGやCADを出先で使える「Raytrek QK2100HE」

薄さ20mmでフルHDより2.25倍広いドスパラのRaytrek

2014年11月14日 18時00分更新

文● 高橋量

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3D CGやCADに適した3K解像度

 「Raytrek QK2100HE」のディスプレーの解像度は、2880×1620ドットもある。フルHD(1920×1080ドット)と比べて縦横が1.5倍の、いわゆる「3K」表示に対応している。情報量(合計ピクセル数)なら、1.5倍×1.5倍の2.25倍にもなる。

 実際にフルHDのディスプレーと解像度の差を比べてみると、その差は歴然だ。特に3D CGやCADでは精細な表示が求められるため、3K表示に対応する「Raytrek QK2100HE」はうってつけのモデルだと言える。

 画素密度は約212dpiと非常に高精細なため、等倍のドットバイドット表示では画面の文字やアイコンがかなり小さい。だが標準ではデスクトップが拡大表示されているため、違和感なく見ることができる。

拡大表示された標準のデスクトップ(左)とドットバイドット表示のデスクトップ(右)

 液晶パネル表面は光沢のあるグレア加工で、色合いはとても鮮やかだ。光の映り込みはそれほど気にならないが、視野角が広いので液晶ディスプレーの角度を変えるなどして対応すればいいだろう。

 キーボードはテンキー付きの106キー構成。基本的には日本語配列だが、若干特殊な仕様となっている。まずWindowsキーがスペースキーの左側ではなく、右側に配置されている。筆者はWindowsキーを使ったショートカットを多用するので、最初のうちはちょっと戸惑ってしまった。またEnterキー周辺にある一部のキーが、変わった形状をしている。おそらく英字配列のキーボードをベースにしているのだろう。

「Raytrek QK2100HE」のキーボード。キーピッチは実測で19mm前後だった

Windowsキーがスペースキーの右側のみに有り、BackspaceキーとEnterキー、右Shiftキーが隣のキーと隣接している

 キーの打ち心地はなかなかものだ。キーストロークはやや浅めだが、タイプ時に「カクっ」としたクリック感があり軽快に入力できる。サラサラとしたマットなキーの手触りもいい。テンキーは3D CGソフトやCADソフトで、座標を数値入力する際に役立つだろう。

キーボードバックライトを搭載で、周囲が多少暗くてもキーをしっかり識別できる

大容量データを高速転送するThunderboltも搭載

 入出力端子としては、USB 3.0×3とThunderbolt×1、HDMI、SD/SDHC/SDXC対応メモリーカードスロットなどを用意している。なかでも注目したいのは、USB 3.0と比べて2倍の転送速度(最大10Gb/秒)を誇るThunderboltだ。対応の外付けHDDを利用することで大容量のデータでも素早く転送できるほか、RAID機能搭載のHDDを接続したり、デイジーチェーン(数珠つなぎ)でRAID環境を構築することも可能。大容量のデータを扱う3D CG制作やCADには必須のインターフェースだと言える。

背面部は吸気用のスリットが用意され、インターフェース類はない

右側面にはUSB3.0、SD/SDHC/SDXC対応メモリーカードスロット、HDMI、Thunderbolt、有線LANに加え、初期化用のリセットボタンが用意されている

左側面のインターフェースは、電源コネクターとUSB3.0×2、オーディオ端子類の構成だ

(次ページ「プロ向けツール用に最適化された基本スペック」へ続く)

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