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アドビがユーザーイベントを開催

Adobeがタッチ対応Illustrator計画、MSと協業でUI刷新を

2014年11月09日 09時00分更新

文● 西牧裕太/ASCII.jp編集部

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 アドビ システムズは11月8日、同社主催のイベント「CREATE NOW “Best of MAX”」を開催した。

 同社としては本イベントをクリエイターの祭典と位置付けており、Creative Cloudの最新情報やゲストを招いて事例を紹介する内容となっている。

クリエイター同士の交流を図ってほしいと木ノ本氏はいう

 イベント開始のキーノートで同社の木ノ本尚道氏が登壇し、4Kや8Kといった高解像度なアウトプットがどんどん登場している中で、制作フローも変わらないといけないと述べた。またデザイナーがウェブサイトのコーディングをし、映像を作る場合があり、個人の制作領域が広がっている点も指摘。「我々もそこに追いついてツールを提供しないといけない」とコメントした。

 米国で開催したアドビのクリエイティブ向けイベント「Adobe MAX」で発表されたCreative Cloudの新機能についても触れ、「Creative Cloudのアップデートの中で注目してほしいのはモバイル。スマホでPhotoshopが動くようになった」という(関連記事)

 続いて登壇した西山正一氏はタッチ操作対応のツールについてコメント。「タッチインターフェースにおいて、マイクロソフトと協業することを先日発表した」といい、今後は制作プロセスにタッチ操作を取り込んでいくという。そのスタートとして、タッチ操作に特化したUIを持つ、Windows向けIllustratorの提供を明かした。さらに、順次タッチインターフェースに対応したツールの提供を考えているという。

マイクロソフトとの協業を明かす西山氏

キーノートではタッチUIに特化したIllustratorのデモも

会場にはSurface Pro 3も展示されており、タッチアンドトライも可能

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