2560×1600表示、フルセグ、Super ATOK ULTIASと超充実

わずか約433g！機能最強の有機EL防水タブ「ARROWS Tab F-03G」

2014年11月14日 12時00分更新

文● 村元正剛

「Super ATOK ULTIAS（スーパーエイトックウルティアス）」
採用で、日本語入力のしやすさはタブレット史上最高！

　ARROWS Tab F-03Gは、日本語入力システムとして「Super ATOK ULTIAS（スーパーエイトックウルティアス）」が搭載されていることも魅力だ。これは、富士通とジャストシステムが共同開発したアプリで、2014年5月に発売されたスマートフォン「ARROWS NX F-05F」に初搭載され、今月発売予定の「ARROWS NX F-02G」にも採用されている。なお、他のAndroid端末でも、Playストアで「ATOK」を購入（1543円）できるが、語彙の数や機能では「Super ATOK ULTIAS」が勝る。

　「Super ATOK ULTIAS」の利点は、端的に言えば「正確な日本語をスピーディーに入力できる」ことに尽きる。かな入力を間違っても正しい変換候補が表示されたり、長い文章を一気に正確に変換できたり、素早く快適に入力するためのさまざまな工夫が施されている。「マップ」で検索する場合には、地名が優先表示されるなど、アプリに合わせて最適な変換候補が表示されるのも便利だ。

間違って入力しても、正しい変換候補が表示されるので、誤入力を未然に防げる

読みがなで入力し、英単語に変換することも可能

長い文章も一気に正しく変換してくれる

「MENU」から「郵便番号」を選択して、7桁の数字を入力すると……

その郵便番号に該当する住所を素早く入力できる

「マップ」の検索キーワードを入力する場合は、変換候補に地名が優先表示される

「埼玉県」を選択するだけで、それに続く市名が表示される

多彩な入力モードのおかげで文章が書きやすい

　多彩な入力モードが用意されているのも便利。パソコン感覚で入力できるQWERTYキーをはじめ、片手で入力できるテンキー、初心者にわかりやすい50音キーも表示でき、手書き入力や音声入力にも対応している。QWERTYキーは全幅または分割で表示可能で、分割で利用する場合は、中央に手書きパッドも表示できる。

QWERTYキーボードは左右に分割でき、両手で持った状態でもスムーズに入力できる。中央の2コマは手書き入力に使えるようになっている

スマートフォンと同じようなテンキー表示も対応。右寄せ、左寄せと、左右両表示が可能だ

50音キー表示は、パソコン操作に慣れていない人なら重宝するだろう

手書き入力も行えるので試してみた

手書きした文字がスムーズに変換され、サクサク書き進められる

多彩な定型句もプリセットされており、「MENU」から呼び出せる

　「タブレットは文字入力がしにくい」と感じている人も少なくないと思うが、ARROWS Tab F-03Gでは、「Super ATOK ULTIAS」によってキーのタッチ操作を減らせることもあり、自分が使いやすいと思う入力モードで慣れてしまえば、多少長いメールの作成もスムーズに行えるようになるはずだ。