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わずか約433g! 機能最強の有機EL防水タブ「ARROWS Tab F-03G」

2014年11月14日 12時00分更新

文● 村元正剛

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所有欲を満たしまくり!
ヘヴィユーザーでも満足必至のハイスペック仕様

 ARROWS Tab F-03GのOSはAndroid 4.4。クアルコム製の2.3GHzのクアッドコアCPU(Snapdragon 801 MSM8974AB)を搭載し、メインメモリー(RAM)は2GB。内部ストレージ(ROM)は64GBで、最大128GBのmicroSDXCの外部メモリーにも対応している。LTEの最大通信速度は下り最大150Mbps。Wi-Fiは、IEEE802.11ac(2.4/5GHz)にも対応。日常使いには申し分ないスペックだ。

 実際に使ってみても、アプリの起動が速く、サクサクと操作できる印象だ。タッチやスワイプの反応にストレスを感じることもなく、操作感を表す言葉としては「軽快」がふさわしい。タブレットといえばコンテンツの視聴や閲覧用途というイメージがあるが、ARROWS Tab F-03Gのパフォーマンスがあまりにも良いため、Bluetoothキーボードと組み合わせて、ノートパソコン代わりに使えそうに思えてくる。

富士通独自の「高速ダウンロード」、
さらに「マルチコネクション」もサポート

 富士通が独自に開発した「高速ダウンロード」にも対応している。タブレットでアプリなどをダウンロードする際、通常はサーバーにはひとつのリクエストしか送信できない。しかし、ARROWS Tab F-03Gでは同時に複数のリクエストを送信でき、約3〜4倍の実効速度を見込めるのだ。大画面タブレットは、グラフィックに凝ったゲームや動画を楽しむのに適しており、それらファイルをスピーディーにダウンロードできる点は大きなアドバンテージといえるだろう。

 さらに、Wi-FiとLTEを同時に利用する「マルチコネクション」にも対応している。パケット通信量をセーブするためには、Wi-Fi環境で高速ダウンロードを利用するのがベストだと思うが、Wi-Fiの速度が遅い状況でLTEを重ねて利用できるので、急を要する場合に役立つ。

「高速ダウンロード」と「マルチコネクション」は、「設定」→「Wi-Fi」でオン・オフの設定が可能

「高速ダウンロード」はWi-Fiのみを使う設定にしておくこともできる

「マルチコネクション」をオンにすると、Wi-FiとLTEのどちらも利用できる環境での通信の安定性が向上する

フルHDビデオも撮影できる、約810万画素のカメラ機能

 ARROWS Tab F-03Gの背面側にある約810万画素アウトカメラは、裏面照射積層型CMOSセンサー「Exmor RS for mobile」を採用し、富士通独自の画像処理エンジン「GRANVU(グランビュー)」と合わせて美しいフルHDビデオを撮影できる。前面のインカメラは約130万画素で、HDビデオの撮影が可能。Skypeなどのビデオ通話を利用するには十分のスペックだろう。

カメラの設定メニューはシンプルで、片手でも操作しやすいサイズで表示される

実際に撮影した写真の例。タッチした個所でピントと露出が合うので、好きな明るさで撮りやすい(サムネイル画像をクリックすると、3264×2048ピクセルの画像が表示されます)

これも撮影した写真。かなり広い範囲にピントが合い、コンパクトデジカメ並みの画質で撮れる印象(サムネイル画像をクリックすると、3264×2048ピクセルの画像が表示されます)

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