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2560×1600表示、フルセグ、Super ATOK ULTIASと超充実

わずか約433g! 機能最強の有機EL防水タブ「ARROWS Tab F-03G」

2014年11月14日 12時00分更新

文● 村元正剛

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解像度WQXGA(2560×1600ピクセル)で、画素密度約287.5ppi
高精細・広視野角の有機ELディスプレイを搭載!

 ARROWS Tab F-03Gのハードウェア面での最大の魅力は、明るく高精細なディスプレイだ。液晶ではなく自己発光の有機ELを採用しており、彩度が高く、メリハリのある画質が得られることが特徴。さらに色再現性がNTSC比99%で、液晶ディスプレイでは不可能な色彩表現を実現している。

写真や動画を明るくメリハリのある画質で表示できる。これはプリインストールされた画像を表示した場合

 解像度は10型クラスでは最高峰のWQXGA(2560×1600ピクセル)。コントラスト比は200万:1で、写真や動画の細部まで適切な明るさバランスで表示できる上、画素密度が約287.5ppiもあるためウェブページ上の文字もクッキリと表示される。電子書籍の閲覧をはじめ、どのような日常用途でも大いにその恩恵にあずかれるはずだ。

10.5型の大画面なので、地図も見やすい。解像度は2560×1600ピクセル(画素密度は約287.5ppi)で、iPad Air 2の2048×1536ピクセル(264ppi)よりも精細なのだ

「いつでもズーム」で地図を拡大しても、文字はクッキリと表示される

地図を航空写真に切り替えて見た。細かい部分まで鮮明に見える

 有機ELは視野角が広いことも魅力だ。ナナメから見ても画面が白っぽく見えたり色がおかしくなったりせず、また、後述のスーパークリアモードやインテリカラーのおかげもあって、太陽光や照明などの反射の影響も少ない印象がある。家族などと一緒に動画を楽しみたいときや、仕事でのプレゼンテーションなどで重宝することだろう。写真撮影が趣味という人は、デジカメで撮った写真を楽しむビューアーとして活用するのもオススメ。映像処理エンジン「Xevic(ゼビック)」の高画質化技術との組み合わせにより、お気に入りの写真がより際立つこと請け合いだ。

筆者がミラーレス一眼で撮った写真を表示させてみた。鮮やかに表示され、写真がうまくなったように感じられた

 ARROWSシリーズには、ユーザーが細かい設計をすることなく、快適な使い心地に導いてくれる富士通独自の「ヒューマンセントリックエンジン」が搭載されている。屋外で使う場合に輝度やコントラストが自動調整される「スーパークリアモード」や、蛍光灯や白熱灯など光源に合わせて色味が自動調整される「インテリカラー」などがあり、初期設定のままで、もしくは「設定」でオンにしておくだけで常に見やすい表示を維持できる。これは、ARROWSシリーズならではの利点といえる。

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