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濡らす程度じゃビクともしない! 頑丈すぎる戦場ノート 第3回

深いところに水没でもさせない限り大丈夫

デルの戦場ノートに容赦なく水をぶっかけてみる (2/2)

2014年11月15日 11時00分更新

文● 林 佑樹

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お待ちかね! 水を直接キーボードにぶっかける

カンタンに言うと、真上からバケツの水をかけている。写真のように盛大に直撃している状態なのだが……普通に生存してしまった

 次のテストはお待ちかね「キーボード面に直接」水をぶっかけるテストだ。オフィスでの水害はキーボードに対してダイレクトに水がかかることが多く「ちょっと濡れても安心!」程度で、水に強いといわれても困るのが実情だ。

Wキーあたりを狙って集中的に水をかけてみたもの。突然のブラックアウトもなく、平然としていた

 防水性能は上記の通り、深いところに水没でもさせない限り大丈夫だとわかった。当然だが、水没についてはスマホと同じく10秒程度が動作保護範囲と思われるので、注意してほしい。

 もし水がぶっかかってしまったらどうするか? 干すしかない。キーボードは多重構造になっており、水はけが悪く、斜めに立てかけた場合ばキーボード下部に水が溜まり気味だった。そのため、ディスプレーを開いた状態で寝かせておくのが正解のようだ。ただしヒンジに負担がかかるので、なるべく避けたい状況ではある。

防水テスト後は写真のように立てかけていたが、どうもキーボード下部に水が溜まり気味だった

このように寝かせたほうが脱水しやすいようだ

 以上のように「Dell Latitude 12 Rugged Extreme」は多少の水にはびくともしない頑丈なPCである。一般的な用途ではまず選択肢に入ってこないが、現場や研究室、もしくはクリティカルダメージが入ると困るようなデータが多い場所向けの製品だといえる。

主なスペック
製品名 Dell Latitude 14 Rugged Extreme
直販価格 42万9546円
CPU Core i5-4300U(1.9GHz/最大2.9GHz)
メインメモリー 16GB
ディスプレー(最大解像度) 14.0型ワイド(1366×768ドット)、抵抗膜式タッチスクリーン
グラフィックス機能 インテル HD グラフィックス 4400(CPU内蔵)
ストレージ 256GB SSD
光学式ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
通信機能 IEEE 802.11ac/a/b/g/n、1000BASE-T
主なインターフェース USB 3.0端子×2、USB 2.0端子×2、シリアルポート(RS-232)×2、アナログRGB端子、HDMI端子、有線LAN端子×2、Bluetooth 4.0、指紋認証センサー
カードスロット メモリーカードスロット、PCカードスロット
テレビ機能
サウンド機能 ステレオスピーカー、内蔵型ノイズリダクションアレイマイク、ステレオヘッドフォン/マイクコンボジャック
本体サイズ/重量 約幅356×奥行247×高さ52mm/約3.81kg
オフィスソフト なし
OS Windows 8.1 Pro Update(64ビット)
デル株式会社

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