ビデオやゲームもより快適な自動トラフィック制御も搭載「Nighthawk R7500」
高速1733Mbps+600Mbps!ネットギアが11ac対応Wi-Fiルータ発表
2014年11月07日 09時00分更新
ネットギアジャパンは11月6日、802.11ac対応のデュアルバンドワイヤレスルーター「Nighthawk R7500」を発表した。2バンドでそれぞれ最大1733Mbps、600Mbpsの高速通信を実現するほか、アプリケーションやデバイスごとの自動優先順位付け(帯域幅割り当て)機能も備える。12月下旬の販売開始で、市場想定価格は2万6000円。
Nighthawk R7500は、MU-MIMO(Multi User MIMO)やビームフォーミングに対応し、広いエリアに安定かつ高速な通信を実現するWi-Fiルーター。4×4 MIMOにより、5GHz帯で最大1733Mbps(802.11ac)、2.4GHz帯で最大600Mbps(802.11n)のスループットを実現する。
本体には、1.4GHz/デュアルコアCPUと無線LAN処理専用の500MHz/デュアルコアCPUを搭載する。Wi-Fi通信の処理を専用CPUにオフロードすることで、ネットワークトラフィックをよりスムーズに処理できる設計となっている。
また、ネットギアのWi-Fiルーターとして初めて、トラフィックごとにインテリジェントな自動優先制御を行う「Dynamic QoS」機能を搭載している。これは、各トラフィックがどんなアプリケーション(YouTube、Facebook、Skypeなど)でどんなストリーミング方式か、またどんなデバイス(スマートTV、PC、タブレットなど)からアクセスしているかをリアルタイムに認識して、「遅延に敏感なアプリケーションを最優先する」などの優先処理を自動的に行う機能だ。
これにより、たとえば大容量ファイルのダウンロード中でも、途切れのないHD動画再生やラグのないオンラインゲームプレイ、クリアな音声通話などを楽しむことができる。
そのほか、USB 3.0ポート×2やeSATAポートを備えており、ハードディスクドライブやプリンタを接続することで、PCやタブレットなど有線/無線ネットワーク経由で利用できる簡易的な家庭内サーバーを構築できる。
Nighthawk R7500はオープン価格で、想定市場価格は2万6000円(税込)。販売開始は12月下旬より。保証期間は3年間で、365日の電話カスタマーサポートも提供される。

