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T教授の「戦略的衝動買い」 第307回

iPhone 6 PlusとGALAXY Note EdgeとTERRAINを比べてみた!

2014年11月05日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授

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筆者的には、iPhone 6 Plusの大きさは気にならない!?

もっともよく比べられる宿敵のiPhone 6 PlusとGALAXY Note Edge

もっともよく比べられる宿敵のiPhone 6 PlusとGALAXY Note Edge

 “大きすぎるiPhone”と、一部のアップルユーザからは敬遠されているiPhone 6 Plusだが、初期のころからずっとiPhoneとAndroidスマホの両方を買い替えて来た筆者には取り立てて大きくもなく、ごく常識の範囲のサイズで極めて気に入っている。

 確かに物理的な外形サイズは、幅77.8×奥行7.1×高さ158.1mmと、3台の中では最大サイズだ。実際に筆者は滑り止めを兼ねたケースに収納して、よりファットな状況で使っているが、それほど大きさのことは気になっていない。

GALAXY Note Edgeで「SPEEDCHECKER」アプリによるWi-Fiスピードテスト。結構速い(これはまったく同じ自宅の環境で20回やった結果の一部)

GALAXY Note Edgeで「SPEEDCHECKER」アプリによるWi-Fiスピードテスト。結構速い(これはまったく同じ自宅の環境で20回やった結果の一部)

iPhone 6 Plusで同様にスピードテストしてみると、DLスピードが遅い……iOS 8.1はまだ完璧ではないのかも

iPhone 6 Plusで同様にスピードテストしてみると、DLスピードが遅い……iOS 8.1はまだ完璧ではないのかも

 実際に約2ヵ月間、iPhone 6 Plusを使用して気になったのは、iOS 8.1になってもどうもWi-Fi通信の接続が安定せず、そのスピードもEdgeに比べて低速なことだ。

iPhone 6 Plusの指紋認証によるセキュリティーは、動作も安定性も申し分ない

iPhone 6 Plusの指紋認証によるセキュリティーは、動作も安定性も申し分ない

 カメラのクオリティーは極めて高く、指紋認証による端末ロック解除も慣れれば快適。一部のiPhoneユーザーから不満の声のある外観形状も奇をてらわないオーソドックスなデザインで、手に馴染むスタイルだ。

 あまりにも平凡過ぎるデザインが、先端的かつ革新的デザイン好きの一部のiPhoneユーザの単純な不満となっているのかもしれない。

Sペンが格段に進化したGALAXY Note Edge

iPhone 6 Plus(下)に比べて確かに強烈にエッジの立ったGALAXY Note Edge

iPhone 6 Plus(下)に比べて確かに強烈にエッジの立ったGALAXY Note Edge

 一方、超斬新な外観的特徴であるエッジスクリーン(曲面有機ELディスプレー)を携えて、自前の鳴り物入りで登場したEdgeだが、サイズ的には、幅82×奥行8.5×高さ151mmと、iPhoneより縦に7.1mmほど短く、横幅が4.2mmほど大きい。

専用カバーを取り付けても、Edge部分はさまざまなニュースやお知らせが表示され、カバーを閉じた状態で読み取ることができる

専用カバーを取り付けても、Edge部分はさまざまなニュースやお知らせが表示され、カバーを閉じた状態で読み取ることができる

 厚さの違いはカバーやバンパーケースなどを取り付けてしまうとほとんど指先では差を感じないが、iPhoneの方が1.4mmほど薄い。

 アプリにより独自のセカンドディスプレーとしてさまざまなデータを表示できる1440×160ドット(540ppi)の極細の表示領域は、今後、極めて面白い利用方法が登場してきそうだ。

こういう姿勢で長くEdgeを持っているとだんだん指の第一指関節が痛くなってくる

こういう姿勢で長くEdgeを持っているとだんだん指の第一指関節が痛くなってくる

シャープなエッジ部分が指先に鋭くあたっているのが分かるだろう。Edgeスクリーンを邪魔せず、指に優しいケースの出番が待たれる

シャープなエッジ部分が指先に鋭くあたっているのが分かるだろう。Edgeスクリーンを邪魔せず、指に優しいケースの出番が待たれる

 あいにく格好のいいEdgeディスプレーは名前通りエッジなので、手のひらで長時間持っていると第一指関節あたりがじんわりと痛くなってくる。

専用カバーは指先には少し優しくなるが、片手写真撮影の時にはレンズを塞いでしまい極めて邪魔な存在になる

専用カバーは指先には少し優しくなるが、片手写真撮影の時にはレンズを塞いでしまい極めて邪魔な存在になる

 背面カバーと一体型となったGALAXY Note歴代のEdge版ケースに収納すると多少マシにはなるが、今度は撮影時に極めて面倒なジャマな存在となる。

SペンはGALAXY Noteシリーズでどんどん進化し、Edgeでも外せないアイテムだ

SペンはGALAXY Noteシリーズでどんどん進化し、Edgeでも外せないアイテムだ

 ニューモデルが登場するたびによくなってきているSペンの機能は格段に進化し、iPhoneとは別の世界でユーザフレンドリーさを実現している。

(次ページに続く、「さらに思わず衝動買いしてしまったNECのTERRAIN」)

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