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業界人の《ことば》から 第116回

4台に1台をハイレゾ化したい、ソニーの思惑

Androidやめて、ウォークマンらしさ出せている

2014年11月04日 09時00分更新

文● 大河原克行

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ディスクマン以来の、オーディオ市場開拓

 ソニーは、今年の年末商戦において、ウォークマン以外にも、スピーカーやアンプ、ヘッドホンをはじめとして41機種のハイレゾオーディオ製品をラインアップしている。

 ソニーは、1984年10月にディスクマンのD-50を発表し、ソニー創業者である盛田昭夫氏自らが、CD市場の拡大に踏み出すことを宣言した。ソニーがオーディオ市場開拓に先鞭をつけるのは、それ以来のことだといっていもいい。

1984年10月にディスクマンのD-50を発表したソニー創業者の盛田昭夫氏

 ハイレゾウォークマンは、ソニーのオーディオ事業の巻き返しにつながり、ひいてはソニー復活の狼煙(のろし)となるのか。

 まずは、NW-A16およびNW-A17の11月8日の発売日の動きが注目される。

ハイレゾのソニーというブランドを確立できるか。

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