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年末年始の特番・アニメを録り逃さないBDレコの最強活用テク 第1回

全部録ればいい! 全チャンネル録画レコを買うべき7つの理由

2014年11月04日 12時00分更新

文● 鳥居一豊

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買うべき理由3:スマホ/タブレットで録画した番組を視聴できる

スマートフォンから番組の視聴が可能。全チャンネル録画したものも視聴可能だ

 最新BDレコでもっとも注目度の高い機能である「リモート視聴」。これは、今までの宅内LANなどの限定されたネットワークだけでなく、インターネットを介した接続でも録画済みの番組や現在放送中の番組の視聴を対応するスマホやタブレット端末で行なえるというもの。

 この機能は極めて便利なものなのだが、一般的なBDレコで使っていると、「見たい番組」がないという事態が生じやすい。

 基本的にBDレコで録画予約する番組は必ず見る番組なわけで、きちんと自宅で見ることが多いはず。たまにヒマなときに外出先からテレビを見ようと思ったとき、すでに見終わった番組ばかりということが生じやすいのだ。

 ところが、全チャンネル録画ならば、膨大な番組を録画しているので未視聴の番組はいくらでもある。なにより、会社や学校などで話題になった番組をその場で探して再生することだってできるというのは全チャンネル録画でなければ不可能だ。

 いつも見るアニメやドラマなどは自宅で大画面テレビで見て、外出先ではあまり見ない番組やニュース番組などをチェックする。こんな使い分けができるのも、全チャンネル録画ならではのメリットと言えるだろう。

買うべき理由4:気に入った番組はBDに保存できる!

 全チャンネル録画は、一般的なBDレコーダーでの録画(通常録画)とは多少仕様が異なっており、そのままでは番組編集ができないなどの機能制限もある。一番大きな違いは一定期間で自動的に消去されてしまうことだ。

 このため、大事な番組は個別に通常録画領域にダビングして保存しておく必要がある。これは東芝もパナソニックも同様。

 以前は全チャンネル録画した番組は、番組を通常録画用領域にダビングしてからでないとBDへの保存ができなかったが、最新モデルでは東芝、パナソニックともに全チャンネル録画した番組を直接BDへダビングすることが可能。残しておきたい番組を素早くBD化できるのだ。

買うべき理由5:PS4よりエコ!? 意外と少ない消費電力

 全チャンネル録画ができるBDレコを使う場合、ちょっと心配なのが消費電力。なにせ24時間BDレコが録画を続けているわけだから、その消費電力もかなりのものになると思いがちだ。しかし、実はそれほどでもない。

 消費電力は、東芝のDBR-M490で88W、パナソニックのDMR-BXT970で約62Wとなっている。24時間稼働するとはいえ、一般的なBDレコーダーとあまり変わらない数値だ。

 ちなみにPlayStation 4の消費電力は最大250W。ハイエンドPCに迫る高性能を備えているだけにゲームプレイ時などはかなり消費電力が大きい。これに比べれば、消費電力のことはあまり気にしないでいいだろう。

 なお、24時間稼働による電気代が心配という人は、深夜や早朝、あるいは昼間といったあまり見る番組がない時間帯で全チャンネル録画を停止する設定にすればいい。

 その場合の待機時消費電力は東芝で約10.3W、パナソニックで約13Wと、大幅に消費電力を削減できる。このあたりの設定を使い方に合わせて最適に行なえば、決して翌月からの電気代が跳ね上がるというようなことはないだろう。

(次ページに続く、「パナソニックと東芝、使い勝手で選べる!」)

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