フィットネス用ウェアラブルセンサーを展開する米Fitbitは、現地時間10月27日に新製品3機種を発表した。スマートウォッチ型の「Fitbit Surge」、リストバンド型の「Fitbit Charge」と「Fitbit Charge HR」だ。
米国ではChargeはすでに発売されており、Charge HRとSurgeは“2015年の早い時期”に発売予定。いずれも日本での価格は未定だが、日本での発売時期も“2015年の早い時期”とのこと。
これら新製品と、今後の日本での製品展開について、米Fitbitのチーフ・レベニュー・オフィサー、ウッディ・スカル氏にうかがった。
新製品群はライト層からアスリート層までをカバー
―― まず既存製品について。Fitbit OneとFitbit Zipは日本の家電量販店で販売中ですが、Fitbit Flexはソフトバンクが月額対応サービスを展開していて、量販店では売られていません。
スカル Flexに関しては世界で一番売れている活動量計です。ソフトバンクとのプロモーション期間が終わりましたので、11月から家電量販店をはじめとして、いろいろなところで売るようになります。
―― 米国で発表された新製品の特徴は?
スカル Fitbit Chargeは毎日の生活に使っていただくものです。価格も安く、シンプルでスレンダーでカラフル。そしてFitbit Charge HRは、さらに毎日エクササイズをされている方のための製品。そしてFitbit Surgeは、アスリートの方々のパフォーマンスを上げていただくために、使い勝手のいい製品になっています。
Fitbit Charge/Charge HR
リストバンド型のFitbit Chargeは、ユーザーから皮膚に炎症が起こるとの報告を受け、販売停止となっていたFitbit Forceの後継機種。日常用の活動量計で、 歩行数、移動距離、登った高さ、睡眠状態を記録する。後述する「Caller ID」も搭載し、小型ディスプレーには、時刻、フィットネスデータを表示する。バッテリー持続時間は約7日間。価格は129.95ドル。
このChargeに、光学式心拍センサー「PurePulse」を加えたのがFitbit Charge HR。バッテリー持続時間は5日間。価格は149.95ドル。
Fitbit Charge |
Fitbit Charge HR |
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