“使いやすさ”にこだわった13.3型IGZOノート「LuvBook J」
WQHD対応でHDMI端子に加えD-sub 15ピンも搭載
マウス社長イチオシ「LuvBook J」は古き良き雰囲気の13.3型IGZOノート
マウスコンピューターの「LuvBook J」は、ちょっとした話題のモデル。6月に開催された「COMPUTEX TAIPEI 2014」でマウスコンピューターの代表取締役社長である小松永門氏が報道陣に披露したイチオシモデルで、満を持して市場に姿を現したのである。
13.3型のUltrabookよりも入手しやすい、性能とコストのバランスが取れたモデルとして投入されたのが「LuvBook J」だ。単純に安価にしただけではなく、Ultrabookの標準的なスタイルからはあえて離れることで使いやすさを追求したつくりにもなっている。
今回は最上位構成となる「LB-J300X」を試用してみた。13.3型ながら2560×1440ドット表示ができる、ノングレアタイプのIGZOディスプレーを搭載したモデルとなっている。
本体サイズは約幅326×奥行き231×高さ23.6mmで、重さは約1.4kg。13.3型のモデルとして特別に薄い、軽いというわけではないが、十分片手で持ち歩けるボリューム感だ。トップカバーは、ヘアライン風の加工が施されたシルバーカラー。ヒンジ部分や側面から底面にかけてはマットなブラックを採用しており、シンプルで落ち着いたデザインだ。
バッテリー交換可能な構造が嬉しい
外見からは特徴的な部分が感じられないかもしれないが、このボリューム感の13.3型ディスプレー搭載モデルといえば、ライバルはUltrabookだ。LB-J300XはUltrabookの不満点を解消するような、使い勝手重視のモデルとして開発された。外見を一目見てそれがわかるポイントは、底面にある。
本体を裏返して底面側から見ると、ヒンジのあたりが別パーツになっているのがわかる。もちろんこれは、バッテリーだ。薄型モデルの多くがバッテリー一体型の構造を採用しているが、長く使い続けたいユーザーとしてはバッテリー交換ができるというのは重要なポイントとなるだけに、嬉しい部分だ。
(次ページ「きちんと押し込んだ手応えのキーボードと独立型ボタンのタッチパッド」へ続く)
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