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iOSデバイス向けの開発ツールは未定という

Androidにも「インテル、入ってる」時代は来るか

2014年10月30日 15時52分更新

文● コジマ/ASCII.jp編集部

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ドロイドくんにも、インテル入ってる

 Androidアプリにも、「インテル、入ってる」時代が来るのかもしれない。

 10月30日に開催された「インテル ソフトウェア・カンファレンス2014」内では、Androidアプリ開発に関するメディア・ラウンドテーブルが開かれた。質問に答えるのは、インテル コーポレーション インテル デベロッパー製品部門 パフォーマンス・クライアント兼ビジュアル・コンピューティング部長 ジェフ・マクベイ氏だ。

ジェフ・マクベイ氏

 たとえばインテルは、HTML5アプリ開発ツール「Intel XDK」を配布しているが、Androidの開発においてHTML5アプリが主流になると考えているのだろうか? マクベイ氏は、「HTML5およびJavaScriptがこれからの進め方だと考えるデベロッパーもいれば、JavaやC++を使うデベロッパーも多くいる。これからも共存していくと思うから、我々は両方の陣営に対するソリューションを提供し続けなければならない」と語った。

 また、Androidの開発をサポートするとなれば、アプリがタブレットやスマホに使われるケースは当然想定されるはず。そのため、消費電力の測定や、消費電力に関する最適化を行うようなツールや機能についてはどう考えているのか、という質問も出た。

 それに対してマクベイ氏は、「インテルの開発ツールは、どちらかといえばパフォーマンス志向」として、以下のように続ける。「アーキテクチャーが非常に高度だから、処理を高速で終えて、すぐに低電力消費になる。こうやって消費電力を抑える(という思想がある)。もっとも、消費電力を考えているのはデバイスメーカーの方で、アプリのデベロッパー側ではあまり気にしないだろう」

 一方、iOSデバイス向けの開発ツールなどを発表する予定はあるのかどうか……と振られると、マクベイ氏は「(インテルとしては)今は発表するプランはないが、常にサポート状況に関して調査している」と微笑んだ。

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