格安スマホ、格安SIMカードユーザーにうれしい
月額390円のアプリ取り放題サービス
今年、モバイル界隈で最もよく耳にする単語が「格安SIM」や「格安スマホ」、「MVNO」だ。だが、格安スマホには大手キャリアが用意するような手厚いサービスは通常用意されていない。そんなところに先陣を切っていったのが、ソースネクスト。今日29日から、有料アプリを始め100種類以上のアプリをダウンロードできる「アプリ超ホーダイ」というサービスを月額390円(税別)で提供を開始した。
ソースネクスト 代表取締役社長の松田憲幸氏はプレゼンテーションにおいて、「日本は海外諸国と比べてもスマホの普及率が低い。その原因は月額料金の高さにある。4月にイオンさんが発売したイオンスマホは月額1980円からと圧倒的な安さで、スマホにしたいけど躊躇していた層に刺さった」と、最近の格安スマホの動向を説明した。
ゲストとして登壇したイオンリテール デジタル事業開発部 部長 橋本昌一氏は「大手キャリアと比べると、50代以上の顧客が多い。例えば大手キャリアだと50代以上の顧客は15.1%だが、イオンスマホは51.7%です。さらに70代以上だとキャリアは0.6%だが、イオンスマホは4.5%にものぼる」と、イオンスマホの手応えを語った。ただし、アプリを使ってみたいけど、何を入れたらいいのかわからない人もいる。「そういう人のためにソースネクストと協業するに至った」と今回の提携を説明した。
アプリ超ホーダイはAndroidスマホのみで展開し、iPhone対応は今のところ考えていないとのこと。徐々に対応アプリを増やし、来年3月までに販売パートナーは50社を目指すという。