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日本で販売開始

家電を遠隔操作できる話題の指輪型ガジェット「Ring」は革命的だ

2014年10月29日 17時50分更新

文● 西牧裕太/ASCII.jp編集部

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 ログバーは10月29日、指輪型のウェアラブルデバイス「Ring」を同社のウェブサイト上で販売開始したと発表した。販売は10月9日から。また、販売を記念してRingを体験できる期間限定ショップを10月30日から11月3日までオープンする。場所は表参道ヒルズ。

 Ringは指にはめてジェスチャーすることで、テレビのリモコンや照明を操作できる製品だ。スマホとBluetoothで接続し、専用のiOS/Androidアプリ経由で対応の機器やサービスと連携が可能。

本体にはボタンがひとつ付いているだけ

 本体はS/M/L/XLの4サイズを用意し、それぞれ重さ14/16/18/20gだ。内蔵のリチウムバッテリーはRing専用で、駆動時間は約1日~3日、充電時間はおよそ3時間となっている。

 Ringは製品化にあたり、2014年2月に米国のクラウドファンディング「Kickstarter」で資金を募り、募集からわずか1日半で目標の25万ドルを集めたことで有名になった。だが、その後製品の出荷が遅れたり、Kickstarter公開時と実物のデザインに差があり話題に上った製品でもある。

コンセプトは「ワンジェスチャー」

 ログバーはRingのクラウドファンディングに合わせてスタートした。最高執行責任者である山崎貴之氏は「この時代に生まれてよかったと思えるような、わくわくするような製品をつくりたい」と話す。また、Ringについては「ハリーポッターのようになれるデバイス。朝起きてRingをはめて1日がスタートするようになる」とした。

冒頭で登場した山崎貴之氏

 Ringのコンセプトは「ワンジェスチャー」だという。

 そのコンセプト通り、ジェスチャーでTwitter操作、家電のオンオフなどが可能だ。具体的な仕組みとしては、スマホをハブにしてクラウド上で対象物を操作する。Ringをはめた指でジェスチャーし、スマホがその動きと位置情報を感知、その後クラウド経由で家電やウェブサービスにアクセスする。RingにはいくつかのセンサーとGPS機能が備わっており、近くでRingをはめたユーザー同士が同じジェスチャーをした場合、GPSでユーザーを判断するという。

 またRingにはバイブレーション機能が備わっており、ジェスチャーの成功・失敗を振動で把握できるようにしている。

 代表取締役社長の吉田卓郎氏は「電話が登場したことで、人と連絡を取るのが一瞬でできるようになった。今まで時間がかかったことが一瞬でできるようになる、革命的なものが好き。Ringもそんな製品。生活をもっとショートカットするのが未来」と話す。

製品の説明をする吉田氏
Ringの構成要素は「ワンジェスチャー」「クラウドコントロール」「ウェアラブル」だという現時点でのシェア率は米国が高いようだ
ファッショナブルなものでありたいという思いから化粧箱にもこだわりがあるそうだ
スマホアプリにジェスチャーを登録する際は画面をなぞる

 現状Ring専用アプリには30のジェスチャーが登録されており、ユーザーは自分で新たにジェスチャー登録、エディットもできる。ミュージックやカメラなど、スマホのネイティブアプリに対応するほか、フィリップスのLEDランプ「hue」やGoogle Glass、スマホアプリ経由で家電の電源をオン/オフできる電源アダプター「WeMo」などの一部製品に対応している。

 また、オープンURIという、簡易版APIも公開している。PHPやRudyなどウェブプログラムの知識あれば誰でも理解でき、Ringとサービスを連携させられる。

 なお、出荷が遅れたことについて吉田氏は「現在日本で生産している。リング型ということもあり、スロースターターだったが、クラウドファンディングで出資してくれた方には11月中に渡せると思う。今から購入したユーザーについても4~7週間ほどでお届けできる」とした。

 販売価格は269.99ドル。日本円での販売はしていない。

ショップにて吉田氏によるRingのデモ。照明を付けたり、テレビの電源をオンにしている。

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