auは次のステージへ
スマホ2機種とVoLTE対応をアピール
auは今日27日、2014年冬モデルと新サービスの発表会を行なった。
今日の目玉といえるのは、ドコモに続いてサービスインする「VoLTE」。KDDI代表取締役社長の田中孝司氏はプレゼンテーションで登壇し、「iPhoneが3キャリアで発売されて以来、ネットワークなんてどれも同じじゃないかという声もある」と、差別化がこれからの課題になると語った。auは新しいステージへと向かい、「期待を超える価値を提供し、磨き上げていく」と力強くアピールした。
VoLTEに関しては、現在同社の人口カバー率が99%であること、またLTE維持率が99.9%であることから「Always 4G LTE」というスローガンを掲げ、「VoLTEをただの高品質通話だけで終わらせない。ボイスとデータのシンクロ・コミュニケーションで生活革命を提案する」と田中社長。また、UQコミュニケーションズの「WiMAX 2+」が2015年春からキャリアアグリゲーションで220Mbpsのサービスを開始することに触れ、「auのスマホも対応させる」と言及した。
次にVoLTEに対応したスマホのニューモデル「isai VL」「URBANO V01」を紹介し、前述したネットワーク網の充実からCDMAは搭載せずに4Gのみの端末であることを明かした。これはauのLTEネットワークに対する自信の表れと言えそうだ。ただし、VoLTE対応はこの2機種以降で、旧モデルのVoLTE対応はないとしつつもiPhoneの可能性については若干臭わせた形だった。
そして、au WALLETも新たなステージへを移行し、VISAに対応したクレジットカードも展開すると発表した。今回加わったポイントアップ点は、地方のローカルチェーンが多く、日本全国でさらに広く使えるようになるようだ。こちらは10月28日からauのウェブサイトで申し込みを開始する。また、VoLTEのシンク機能を使ったサポートサービス「auおせっかい部」が11月に発足する。使い方などをスタッフが訪問して教えてくれるという、既存の「auスマートサポート」の拡充版のようだ。
(次ページでは、「動きまわる自由! あの修造が世界最速のサーブを見せた!」)
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