「今1ユーロいくらだっけ?」「マイルリレーって何メートル走るの?」こんな日々の疑問も、ASCII.jpの読者なら「136円くらい」「400m×4人で1600mだよ。1マイルは1.61kmだからね」と即答できると聞いたことがある……ようなないような。

OS X Yosemiteでは、Spotlightが画面中央に登場するようになった。もちろんこれまでどおり、Mac内のファイル検索にも使える
そんなハイスペックな読者でも、為替や単位をうっかり忘れてしまうことはあるはず。しかしそのたびにブラウザーや計算機アプリを立ちあげるのは面倒だ。
そこでMacの検索機能である「Spotlight」を活用したい。これまで単位換算といえば「計算機」アプリが役割を担っていたが、OS X Yosemiteではアプリを立ち上げることなく、Spotlight上で単位や通貨などを手軽に確認できるようになった。
Spotlightはメニューバーの虫眼鏡アイコンをクリックするか、「control」+「space」キーで起動できる。通貨を入力したところ、Yahoo!のデータを元にした為替レートが検索フィールド上に表示された。
物の単位も同じ要領で、面積・長さ・速さ・体積・重さなどを調べることができる。数値も自動で計算されるので、「12万8500cmをヤード表記」など複雑な換算も簡単だ。
もし単位換算機能が使えない場合、設定がオフになっている可能性がある。「システム環境設定」の「Spotlight」を開き、「変換」にチェックを入れればOK。
OS X YosemiteではSpotlightが進化し、アプリ内のデータやウェブサイトなどもプレビュー表示できるようになった。単位換算も含め、今後は「とりあえず困ったらSpotlightを起動する」という機会が増えそうだ。
