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赤い筐体が美しい7型Android 4.4タブレット

迫力のサウンドで音楽や動画を楽しめるタブレット「HP Slate 7 Beats Special Edition」

2014年11月04日 11時00分更新

文● 林佑樹

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OSへのカスタマイズは最小限

 「HP Slate 7 Beats Special Edition」のOS側を見てみよう。Android 4.4を搭載し、独自機能らしい独自機能は上記のBeatsAudioくらいで、あとはすっぴんのAndroidといえる。下手な独自機能がないため、カスタマイズもしやすいため、あれこれと手を加えたいユーザー向きといえる。

 ユニークな機能としては、プロセッサの項目があること。これはリファレンスモデルと同じもので、パフォーマンス最大化、バランス、バッテリ節電の3段階が用意されており、設定により使用するコア数が変化する。ただパフォーマンス最大化とバランスでのベンチマークスコア差は誤差範囲だったので、HP側でなにかしらの手を加えている可能性はある。

ホーム画面。すっぴんに近いため、操作に関して迷うことはまずないハズ

設定にあるプロセッサの設定。バッテリ節電になると使用コア数が減る。動作するコアを制御できるタブレットは少ないため、ユニークな機能だといえる

 スタイラスは本体に収納可能で、スタイラスを本体から引き出すと自動的に「NVIDIA DirectStylus」が起動する。Tegra Drawはメモツールでスクリーンショットにメモを入れたりできるというもの。またランチャー機能もあるため、ペンで使用したいアプリをセットしておける。

スタイラスは本体に収納可能

スタイラスを引き出すとランチャーが起動する

DirectStylusの設定画面。筆圧には非対応(疑似的な筆圧表現機能はある)

コントローラー設定がある点もチェック。ゲーム機として考えるのもアリだ

AnTuTuベンチマークの結果。最新スマホ群と比べると低いのだが、スコア的に現状よく使用されるアプリの動作についてはまったく問題がないレベル

3DMARKの結果。Ice Strom Unlimitedの結果は上々で、現行のハイスペックスマホに近い。3Dグラフィックスを多用するタイトルでも安心だ


 

(次ページ、「アウトカメラの性能は?」に続く)

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