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アマゾン赤字拡大、ファイアフォンで183億円損失

2014年10月24日 17時00分更新

文● 盛田 諒(Ryo Morita)/大江戸スタートアップ

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 23日、米アマゾンが2014年度第3四半期決算を発表。惨憺たる結果だと投資家たちが大騒ぎしている。株価は時間外取引で一時310ドル台から270ドル台まで13%下落した。

 第3四半期の売上高は約205億8000万ドル、前年同期約170億9000万ドルから増加したものの、純損失は約4億3700万ドル(前年同期は4100万ドル)で赤字幅が大幅に拡大した。

 騒がれているのは、主にスマートフォン「ファイアフォン」関連とされる損失だ。同社業績発表後の電話会見によれば、損失額は1億7000万ドル(約183億円)に及んだという。

 米テッククランチはファイヤーフォンの在庫総額が8300万ドル(約89億円)も残っているとうたいあげた上、「アマゾンの商品を売るためだけの、ばかばかしいギミックだけに頼ったスマートフォンが売れるとは誰も思わない」とさえ述べている。

 とはいえ、赤字がかさんだ理由はスマートフォンだけではなさそうだ。

 年末商戦を見越した設備投資に加え、今期は食料品をアマゾンで注文する家庭用ハンディターミナル「アマゾン・ダッシュ」、生鮮食品を扱う「アマゾン・フレッシュ」、テレビでストリーミング動画を見るためのセットトップボックス(STB)、さらには自社スタジオでの映像制作など新規投資が重なっている。

 アマゾンはキャッシュを新規投資にあて、儲けは出さずともインターネット企業ならではの高い成長率を保つものと投資家たちを信じこませてきた。しかしクラウド事業アマゾンウェブサービスを中心とした「その他事業」の売上成長率は37%で、68%の成長率を上げていた2012年の第3四半期を思うと不安な数字だ。

 なおロイターによると、同社トーマス・スクータックCFOは、日本国内での売上が第2四半期・第3四半期と2期連続で回復していないという認識も示している。


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