アスキー・ジャンク部リターンズ 第69回

声優でありからあげ研究家でもある、“いくちょん”こと有野いくさん登場！

からあげ大好き声優と「からあげ味」のスナックを食べ比べ

今回のジャンク部はいつもよりも画が華やかです。右側をトリミングしようかどうか迷った

「からあげ味」のスナック菓子は本当にからあげの味なのか

　世にあふれている「○○味」というスナック菓子は、本当にそこに書かれている通りの味がするのか？　これが今回のジャンク部の主旨。

　ジャンクフードを食べていると、この疑問によくぶち当たる。「サラダ味」はサラダ油の味なのかよとか、「バーベキュー味」は一体何の味なんだとか、首を傾げることもしばしばだ。そこにスポットライトを当ててみたい。

　テーマに選んだのは、「からあげ味」。ということで、ASCII.jpでは「アスキービジトク調査班」のレポーターとしてもおなじみの、“いくちょん”こと有野いくさんにご協力いただいた。

ご自慢の“からあげ眼鏡”を付けて微笑むいくちょん。なぜ持っていたのかは不明。なお、撮影した編集部員いわく「顔とからあげ、どちらにピントを合わせればいいのかわからなかった」

　何を隠そう、彼女は自身のブログを「いくちょんのからあげブログ」というタイトルにするぐらい、からあげが大好物。「日本唐揚協会」の会長にもブログで言及されるほどのからあげニストであり（外部リンク）、ご本人も日本唐揚協会の広報担当。からあげに関してはジャンク部のメンバーよりもはるかに優秀である。

いくちょんは日本唐揚協会の広報担当でもあり、からあげニストでもある。こちらが名刺です

　取り上げるスナックは、おやつカンパニーの「中津からあげスナック」と、カルビーの「サッポロポテトバーベQあじ　でかっ！　ジューシーからあげ味」。

　実は2つとも今月発売されたばかりの新製品だが、いくちょんはばっちりチェック済みであり、今回の企画の話をしたところ「からあげ味といえばこれらが出ているようです」とネタ提供までしてくれた。やっぱり、ジャンク部のメンバーよりも優秀である。

おやつカンパニーの中津からあげスナック

カルビーのサッポロポテトバーベQあじ　でかっ！　ジューシーからあげ味

実食の前に「からあげ味」スナックのポイントを整理しよう

からあげ味のスナックが思う存分食べられるとあって、テンションMAXのいくちょん。その前に、ちょっとからあげトークを披露してもらいましょう

　ではさっそく食べてみよう……と、その前に、そもそも「からあげ味」のスナックに求められるものはなんだろうか。いくちょんに聞いてみよう。

いくちょん「やっぱり、味付けが大事だと思います。ニンニクやショウガが効いていると、『からあげだな！』って感じますね。ただ、からあげ味のスナックは出るたびにチェックしますけど、味付けがチープだったり、はたまた凝りすぎていたりすると、『からあげを食べればいいじゃん』って思うこともあるんです。やっぱり、スナック菓子としておいしい、そう思わせてくれる完成度が重要ですね」

　つまり重要なのは2点、「からあげを想起させる味付けかどうか？」「スナック菓子として完成度は高いか？」ということになるだろう。さすがからあげマイスター、わかりやすい評価軸だ。ところで、いくちょんの好きなからあげはどういうものだろうか。

いくちょん「からあげの好みは人それぞれ。私は塩味が好きなんです。お塩と肉の旨味で食べさせるのが好き。衣がカリカリしている方が好みかな……でも、基本、からあげなら何でも好きです。ただ、油がベタベタしているもの、焦げちゃったのというぐらい揚げすぎたのはマイナスですね」

　やはりからあげにはこだわりがあるいくちょん。とはいえ、「読者がからあげを食べたくなったら、何をオススメする？」と尋ねると、ちょっと意外な答えが返ってきた。

いくちょん「すぐ食べられるからあげだと、ローソンの『からあげクン』がいいと思うんです。あれって本格的なからあげというよりは、また別のもの……それこそ、スナック菓子という感覚。でも、そのお手軽さがいいんですよ」

「もう食べていいですか？」と、待ちきれない様子のいくちょん。では、そろそろ実食に移りましょうか

　いくちょんのからあげトークはまだまだ続いたが、今回のテーマとはやや遠ざかる気もしたので、この辺りで泣く泣くカット。からあげ味のスナックに話題を戻そう。気になるいくちょんの評価は？　そして、あまり気にならないジャンク部員の評価は？　次ページでじっくりとご堪能いただこう。

（次ページでは、「からあげ研究家の評価やいかに!?」）