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プリンストンのデジギア道 第30回

レトロゲームやVHSを活用したい!

想い出復活! アナログソースの録画/配信対応「デジ造映像Live版」を試す

2014年10月27日 11時00分更新

文● 花茂未来

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アナログソースの取り込みに対応している「デジ造映像Live版」を使ってみる。

 最新ゲーム機やレコーダーが増えてきて、古い機器やほかのハードに液晶ディスプレイを割り当てるのは難しいという人も多いのでは? 切替機を使うという手もあるが、部屋にテレビがない場合はPC用の液晶ディスプレイに繋ぐことになる。

 しかしこれではPCが使えない……。ボイスチャットやネット動画を観ながらRPGのレベル上げをしたり、音楽を流しながら昔の映像を見て懐かしんだりといった楽しみ方ができないじゃないか!

 そんな時は、Windows上の画面に映像を映してしまえば解決するかも? そんなことを思いつき、今回はアナログソースの取り込みに対応している「デジ造映像Live版」(実売価格 4000円前後)を使ってみる。入力端子としてコンポジットとS端子があり、PCとの接続はUSBで行う仕様だ。

ボクの脳内イメージ。Windows上の画面に映像を映せば、PCを使いながら楽しめるハズ

用途で選べる2種類のソフトが付属!

 デジ造映像Live版には、「FullPlayROCK」と「CyberLink PowerDirector 10」という2種類のソフトが付属している。どちらもデジ造映像Live版を経由して映像の取り込みに対応しているのだが、それぞれ下記のように機能が異なる。

FullPlayROCK
・デジ造映像Live版をリアルタイムで表示するため視聴向き。全画面表示も可能
・連続撮影が可能なスナップショット機能
・録画機能には、iPod/iPhone/携帯ゲーム機向けのプロファイルも用意
・キャプチャー映像のライブ配信機能

CyberLink PowerDirector 10
・映像をDVD形式(MPEG2)で取り込める
・録画映像のDVD書き込み機能
・映像にタイトルや特殊効果、切り貼りといった編集機能

 こうした機能の違いから、FullPlayROCKは、VHSビデオなど昔の映像ソースを視聴する、あるいはコンポジット出力可能なゲームをWindows上の画面に表示してプレイするといった使い方に向くだろう。

 一方、CyberLink PowerDirector 10は、昔の8mmビデオやVHSビデオなど、大切な映像データのデジタル変換と編集に向いている。そのため、結婚式の新郎新婦の紹介ビデオを作るときなどにも活躍してくれる。

セットアップは画面指示の通りに進めば完了

 ではセットアップを始める。手順はシンプルで、デジ造映像Live版をPCに繋いだら、付属のインストールDVDをセット。インストールメニューが開いたら、「かんたんインストール」をクリックして、画面通りに進めていけば、ドライバーとFullPlayROCKのインストールが終わった。

インストールDVDのメニュー画面。

 ここで再起動のアナウンス画面が表示されるので、指示通りに再起動。そして再度DVDのインストールメニューを開いたら、今度はCyberLink PowerDirector 10をクリックして画面通りに進む。

 なお、CyberLink PowerDirector 10のインストールで、下の画面にさしかかると、この表示状態のまま約4分かかった。動画編集ソフトなので、素材やエフェクト類のコピーに時間がかかるため、不安になって画面を閉じたり強制終了したりしないように気をつけよう。

インストールが終わると、2つのソフトの起動アイコンがデスクトップに作成される。

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