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共通ESS-IDの利用でパスワードなしの接続をすぐに提供

バッファロー、緊急時モードを搭載した法人向けAP発売

2014年10月20日 11時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 10月16日、バッファローは集中管理に対応し、「緊急時モード」を搭載した法人様向け無線LANアクセスポイント「エアステーション プロ WAPM-1166D」と、集中管理ソフトウェア「WLS-ADT」を発売した。

「緊急時モード」を搭載した法人様向け無線LANアクセスポイント「エアステーション プロ WAPM-1166D」

 エアステーション プロ WAPM-1166Dは、体育館や公共施設などへの設置に最適な管理機能搭載の法人向け無線LANアクセスポイントで、最新の無線LAN規格「IEEE 802.11ac」にも対応する。緊急時モードの動作時はあらかじめ設定した共通ESS-IDを利用してスマートフォンやタブレットの無線LAN通信が可能となり、災害時などの安否確認連絡や災害情報取得に利用できる。管理者は、緊急時モードの設定をソフトウェアの管理画面とWEB設定画面のどちらからでも設定できるという。50℃の環境下での動作を保証。価格は3万9800円(税抜)。

あらかじめ設定した共通ESS-IDを利用してスマートフォンやタブレットの無線LAN通信が可能となる「緊急時モード」

 集中管理ソフトウェア「WLS-ADT」は、複数台の無線LANアクセスポイントの一括設定が行なえるソフトウェア。見やすいリスト形式の操作画面で複数のネットワーク機器の管理が行なえるほか、複数の無線LANアクセスポイントの電波調整を自動で実施。運用時の無線セル設計の手間や不安定な通信を解消し、管理者の設定工数を削減できるという。また、複数の「WAPM-1166D」を緊急時モードに一括設定する機能も搭載する。

複数台の無線LANアクセスポイントの一括設定が行なえる「WLS-ADT」

 WLS-ADTでは、購入から1年間、管理対象機器を最大5台までサポートする「バンドル版保守パック」を同梱。電話およびメールによる技術サポート、アップデートプログラムの提供サポートを利用できる。さらに、管理対象機器が6台以上の保守サポートが必要なユーザーは、別売の保守サポートパックのご購入で管理対象機器台数を増やせる。なお、バンドル版、保守サポートパックともに、2年目以降も追加料金で保守サポートが延長できる。価格は管理AP数1~5台で1万9800円(税抜)。

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