レノボ・エンタープライズ・ソリューションズは10月17日、VMwareとの提携を計画していると発表した。IBMより買収したSystem xとVMwareの開発関係を延長するとともに、レノボのサーバー事業を含む提携の範囲を拡大する。
Software Defend Data Centerは、サーバー仮想化の概念をネットワーキングやストレージに拡大し、両者をサービスとして提供するテクノロジー。レノボのサーバーおよびネットワーク機器をVMwareのインフラと組み合わせることで、企業やサービスプロバイダーのデータセンターを簡素化し、コストの低減が可能になるという。
この提携についてレノボのEnterprise Systems GroupシニアバイスプレジデントのAdalio Sanchez氏は、「私たち両チームの強みと地勢的な広がりを活用すれば、私たちの顧客やそのサービスプロバイダーに対してエンドツーエンドのクラウド向けに設計されたインフラを提供していく上で、著しい相乗効果を発揮できると考えています。」と述べている。
